
ゆゆ勝手に映画評(2009)
「ごくせん THE MOVIE」
仲間由紀恵主演他。熱血教師“ヤンクミ”こと山口久美子(仲間由紀恵)は、高校教師になって7年が過ぎ、久美子は新たに3年D組の担任になっていた。ある日、赤銅学院に教育実習生がやって来た。それは、久美子の黒銀学院時代の教え子、小田切竜(亀梨和也)であった。そんな中、3年D組の望月純平(賀来賢人)らが街でチンピラにからまれ、駆けつけた同じクラスの高杉怜太(玉森裕太)がチンピラを撃退する。このことを知った校長から久美子は、「今度生徒がトラブルを起こしたら辞めてもらう」と告げられる。一方、春に卒業した教え子、風間廉(三浦春馬)に覚せい剤取引の容疑がかけられる。そして、その背後には驚くべき黒幕がいた・・・。大人気TVドラマ「ごくせん」待望の映画化!
3点!!やっぱりテレビで観て良かった~(笑)劇場に行かなくて良かった~(笑)でも、ごくせんのイケメンブレイク率は凄いですね。内容は、テレビシリーズと規模も変わらず、いつも通りの展開だったけれど、イケメン揃いが凄いです(笑)ヤンクミの金八先生に負けずとも劣らない熱さにちょっと勇気づけられる集大成な作品でした。ラブストーリーの要素も入れて、その辺りも完結したらもっと良くなったと思います。2009年公開。
「ララピポ」
成宮寛貴主演他。一千万以上もの人々が行き交う大都会、東京。そこに、今日も高みを見上げるしかない人間たちが必死に這いつくばって生きていた―。野心家の風俗専門のスカウトマン・栗野健治(成宮寛貴)に、ロリータファッションでアニメ声優を志望するデブ専AV女優・玉木小百合(村上知子)、栗野の生活を秘かに羨む対人恐怖症の高学歴フリーライター・杉山博(皆川猿時)、スーパーヒーローを夢想するSFオタクのカラオケボックス店員・青柳光一(吉村崇)、栗野との関係にハマリ、彼に言われるがまま風俗店で働く元OLのトモコ(中村ゆり)、そしてトモコの母親であり、壮絶な臭いを放つゴミ屋敷の主婦にして淫乱熟女・佐藤良枝(濱田マリ)。ダメダメな彼らの運命は、いったいどこへ向かうのだろうか!?やがてこの6人の人生が交錯した時、奇跡が生まれるサバイバル・ムービー。
4点!!「ララピポ」=「a lot of people」。中島監督の濃厚フルカラー爆発なムービーでした。都会のたくさんの人の中で、そのまた最下層の呼ばれている人たちの中で、必死に足掻いて頑張って転んで、また立ちあがってっていうお話なんですけど、序盤からの下ネタがキツ過ぎて、内容に気付きにくくなっちゃってるところが残念です(笑)まぁ、それが中島カラ―だと言ったらそうなんですけど(^^;)今回は濃いんだけど、軽いっていうのは逆効果になってしまっている気がしました。もう少し、登場人物たちの葛藤とか心の変化とかを描いた方が入り込めたかなって思います。成宮くんのアダルトのスカウトマンっていうのは、風貌的にもぴったり(笑)最近、彼にハマっているので、観れて良かったです。中村ゆりちゃんもどんな役でもこなしてて、今回みたいなハードな役も出来るし、好きな女優さんなので、早く彼女の主演作を観てみたいです。2009年公開。
「20世紀少年<最終章> ぼくらの旗」
唐沢寿明主演他。“ともだち歴3年”(2019年)。世界は「世界大統領」として君臨する“ともだち”に支配されていた。“ともだち”の追手から逃れ、身を潜めているかつての仲間たち。荒れ果てた新宿でオッチョ(豊川悦司)は反政府組織として武装蜂起する氷の女王・カンナ(平愛梨)の存在を知る。そんな中、“血の大みそか”以降、行方が分からなくなっていた“あの男”も遂に…!それぞれの想いとは別に着々と近づく新たな絶望。“しんよげんの書”には何が描かれているのか? “ともだち”の計画とは? 全ての真実が明らかになる 『20世紀少年』シリーズ第3弾。
6点!!DVDで観たので、アナザーver.かも知れません。ガンダムみたいな兵器がビュンビュン飛んでたり、タイムスリップしたり、現実味に欠けるわりに、3部にするほどの大作なのか?と思ってしまいますが、キャストの豪華さで、何とか最後まで観ました。ライブシーンで感動して終わっちゃったらどうしようかと思いましたが、最後までしめてくれて良かったです。男性向けというか、私向けじゃないというか、「そうだけど、それがどうしたの?」と思ってしまうショボさが残念です。もっと、驚きたかったです。2009年公開。
「ティンカー・ベルと月の石」
ネバーランドにある妖精の谷、ピクシー・ホロウの妖精たちは秋の到来の準備のために大忙し。そんなある日、ティンカー・ベルは妖精の女王に呼ばれ、名誉ある任務を与えられる。それは妖精たちの命とも言える“妖精の粉”を絶やさないために、大切に守られてきた魔法の宝物“月の石”を納める“聖なる杖”を作ること。はりきって杖作りに精を出すティンクだったが、誤って月の石が粉々に砕けてしまい、魔法の力が失われてしまう。月の石を復活させ、ネバーランドを救うためにティンカー・ベルはピクシーホロウの彼方へと旅に出るのだが・・・。世界で最も愛されている妖精“ティンカー・ベル”が、ピーター・パンと出会う前の物語『ティンカー・ベル』シリーズ第2弾。
6点!!今回は、月の石を作ることになったティンカー・ベルとテレンスの友情の物語です。TDLにピクシー・ホロウのアトラクションを作って欲しいです。あと妖精たちのグッズも♪女の子が大好きな可愛すぎる映像と、妖精の粉がふんだんに散りばめられた作品です。ティンクの寝床とかお花のピローとか超可愛いです(*^^*) ストーリーは、中だるみが激しいので、DVDで十分だと思いますが、ディズニー感はたっぷり、これ以上ないくらいのディズニーワールドなので、ファンの方は絶対観た方が良いと思います。個人的には、シルバーミストがお気に入りです♪2009年公開。
「アバター」
サム・ワーシントン主演他。22世紀、人類は地球から遠く離れた衛星パンドラで<アバター・プロジェクト>に着手していた。この星の先住民ナヴィと人間のDNAを組み合わせた肉体<アバター>を作ることで、莫大な利益をもたらす鉱物を採掘しようというのだ。元兵士で車椅子の身のジェイク(サム・ワーシントン)はこの計画に参加し、<アバター>を得て体の自由を取り戻す。ジェイクはこの星で想像を絶する冒険を経験し、あまりにも過酷な決断を迫られていく。その先に待ち受けるのは、パンドラとジェイクの命運をかけた最終決戦。陶酔するほど美しい神秘の星“パンドラ”。緻密な世界観が生む空前のスペクタクルと、感動の物語。
5点!!新しい技術・映像美は堪能しました。エンターテイメントとしても、かなりの大作扱いになるのも納得です。でも、個人的に嫌いです。前半は、「ウルルン滞在記~ナヴィと触れ合う~」みたいな感じで進み、後半は、最終決戦と称した破壊をドンパチ。散々、宇宙人からの侵略の脅威とか、戦争撲滅みたいな映画を作っておいて、自分たちが、弱者を侵略する映画ってどうなの!?と思います。しかも、他人の土地で仲間割れの末に破壊って・・・ドン引きです。(嫌悪です。)高圧的なナレーションも含め、アメリカ人の発想ど真ん中過ぎて、お手上げですw(☆o◎)w ストーリーも、何のひねりもなく、最初から最後まで読め過ぎてるし。私的には、ストーリーや映像で、感動や何かを伝えられなければ、映画とはいえないです。良くなる要素は満載なのに、勿体なさ過ぎです(>_<) 3Dも、慣れてしまうとひたすら目が回るし(◎o◎) それにしても、ナヴィ、グロテスクだなぁ(爆)共感しがたい容貌です(-"-;) キャメロン監督が、スピルバーグと同じ道を歩まないことだけを祈ります。これだけ辛口に書いてますが、映画好きな方は観て損はしないと思います(爆)2009年公開。
「のだめカンタービレ 最終楽章 前編」
上野樹里、玉木宏主演他。プラティニ国際音楽コンクールで優勝した千秋(玉木宏)は、若き日のシュトレーゼマン(竹中直人)が指揮を務めた「ルー・マルレ・オーケストラ」の常任指揮者となる。だが、大雑把すぎる演奏に全くやる気のないオケの態度を目の当たりにして、千秋は愕然とし、失意のどん底に…。一方、のだめ(上野樹里)は、コンセルヴァトワールの進級試験を終え、練習に励む毎日。そんな中、転入してきた孫Rui(山田優)が千秋の次の公演で一緒に手を組むことに。落ち込むのだめだったが、千秋を気遣い、健気に振舞う。そして準備不足の中、マルレ・オケの公演の日がやってくる―。のだめ最終楽章前編。
7点!!クラシック嫌いな私が、唯一楽しんで観れるのが、「のだめカンタービレ」です。後に、テレビ放映もあると思うんですけど、待ち切れず観に行ってしまいました。玉木くん演じる千秋センパイの表情と指揮者っぷりが、ドラマの時とは比べものにならないくらい上達していて、凄まじく圧巻でした。豪華な出演者たちの壊演が、見所の一つだと思うので、今回は真面目な部分&オケシーンが本当に多くて、少しアンバランスな感じです。でも、シリアスになるであろう、後編も楽しみです。2009年公開。
「ヴィクトリア女王 世紀の愛」
エミリー・ブラント主演。七つの海を支配し、イギリスを「太陽の沈まぬ国」と呼ばれるまでに押し上げた、ヴィクトリア女王(エミリー・ブラント)。黄金期を夫婦で支え続けた女王とアルバート公(ルパート・フレンド)は、19世紀当時から今もずっと。史上最高の理想のカップルとして、語り継がれている。しかし、真の絆を結ぶまで、二人は数々の波乱と困難を乗り越えなければならなかった。18歳で即位し、英国を最強の国家に導いた若き女王。その愛と真実の物語。
4点!!思っていた話と違いました(爆)ヴィクトリア女王が、女王として歩み出すまでのお話です。原題の「The Young Victoria」のままにしてくれれば、勘違いしなかったのに(-"-;)私が知りたかった、「太陽の沈まぬ国のヴィクトリア女王」は、ラストにサラサラと文字説明で流されてしまい、これからだと思って我慢していた私は、「え!?」と思いっきり肩透かしを食らいましたw(☆o◎)w 白いウェディングドレスの逸話や、クリスマスツリーの発祥のストーリーが観たかったのに(*_*)18歳のヴィクトリアは、原題の通り、まさに無知で世間知らずな少女で、摂政制を免れても、アルバート公にコロリとやられ、結局、手取り足取り~手のうえで転がされているようにしか見えませんでした。アルバート公が、知性ある善人だったから良かったものの(-_-;)絆を深める決定打とかも、あまりの単純さに、「え!?」です(呆)真実がどうだったかが気になりますが、これは完全に、ストーリーor監督のチョイスミスだと思います。冒頭からの、王位を巡る人間模様も、あまりの解りずらさに眠気と戦うのが大変でした。(結局半分も解んなかったし(爆))片手に、歴史書が欲しかったです。王朝関連の映画は、秀作が多いですが、これは完全に失敗だと思います。2009年公開。
「大洗にも星はふるなり」
山田孝之出演他。憧れのマドンナ・江里子(戸田恵梨香)から届いた手紙によって、真冬の海の家に集まったカンチガイ男(山田孝之)、サメオタク(山本裕典)…ら、それぞれ難癖を持った6人の男たち。そして、“江里子の本命はこの中にいる!”という勝手な想像から、熾烈な自己アピール合戦が勃発! そこへ一人の厳格な弁護士(安田顕)が現れる。このくだらない争いを解決に導くかと思いきや、突然参戦する始末。果たして、このどうしようもない争いの果てに待ち受ける結末とは? 一通の手紙が巻き起こす、暴走☆LOVEエンターテイメント!!
2点!!緩過ぎる!!「33分探偵」に匹敵する緩さ!山田くんのキャラが、完全に堂本剛とカブってます(>_<)つまり33分以上の上映はOUT!(爆)「これ、映画館で上映していいのかな?」by山田孝之 を信じておけば良かったです(ToT)妄想爆発で、戸田恵梨香の七変化が観れるかと思いきや、ほとんど彼女の出番ないし&山田くんが出る作品は、山田くんにしか出来ない役で、ハズレがないと思っていたのに、今回、どーでもいいキャラだったし+とりあえず彼、太り過ぎだし。ワンシチュエーションムービーは、役者全員の演技力と、テンポ感が、絶妙じゃないと、最悪な事になるのに、なっちゃってたし。演技が下手過ぎて気持ち悪い~~(>_<)根本である男性陣の、江里子を好きだって気持ちが全っ然伝わってこないし(爆)キリがないくらいケチがつけられる作品です。でも、逆に、ケチがつけられるって事は、舞台とか原作は良かったりして、映画が良くなる可能性はたくさんあるって事なんですよね。なので、勿体ないだらけでした。せめて、男性陣は本当にイケメンばかりにして、彼らが変態で妄想しまくる、みたいにしたら、少しは笑えたんじゃないかと思います(辛)あと、戸田恵梨香ちゃんをもっと全面に散りばめて~とか(別にファンではない)「キサラギ」が成功しているだけに、こんな二番煎じでは誰も観ません(怒)作品といえるかさえ、危うい。2009年公開。
「鴨川ホルモー」
山田孝之主演他。主人公・安倍(山田孝之)は大学に入学して間もなく、“京都大学青竜会”という謎のサークルから勧誘を受ける。そして、その新歓コンパで、同じ新入生の女の子(芦名星)に一目ぼれしてしまう。その一方で、サークルの隠された目的が徐々に明らかになっていく…。ただのサークルだと思いきや、その実態は、“オニ”を使った謎の祭り“ホルモー”を行うサークルだった―。京都を舞台に、冴えない大学生たちの恋と青春を描いた前代未聞のエンターテイメント。
4点!!ゲロンチョリー(笑)こんな伝統があったら、そりゃ継承しなきゃ、でしょう(笑)でも、映画にしなくてもいいです。面白いけど、中身がないです。なんで、戦わなきゃいけないのか?とかわからないし、恋と青春部分も、軽いタッチ過ぎて心に響かなかったし。サークル入会のきっかけとなるヒロイン役(これ重要!)の芦名星が、可愛くないから、冒頭から萎えるし(T△T)ただ、後半の楠木(栗山千明)の暴走は面白かったです。サークルって入ったことないですけど、おおよそにおいて、こんな風だって思っていいのかなぁ(笑)2009年公開。
「トワイライト・サーガ/ニュームーン」
ロバート・パティンソン、クリステン・スチュアート出演他。ある事件をきっかけに、恋人のエドワード(ロバート・パティンソン)から別れを告げられたベラ(クリステン・スチュワート)。廃人同然となってしまった彼女を励まそうと、ジェイコブ(テイラー・ロートナー)はそっと彼女に寄り添う。少しずつ元気を取り戻すベラだったが、ジェイコブの身体にも異変が起きていた。一方、ベラが死んだと勘違いしたエドワードは自分の命も絶とうと、ヴァンパイアの最大勢力であるヴォルトゥーリ一族の住むイタリアへ向かうのだった・・・。世界的ベストセラーを原作としたラブ・ファンタジー『トワイライト』シリーズ第2作目。
7点!!これは、ロバート・パティンソンに酔いしれる映画なのか?(笑)ハーレクイン並みに甘い甘い、追い詰められる恋人たち&若さゆえの葛藤、みたいなのが、世の女子のツボを押さえてますね~って感じです。でも、ロバートもクリステンも終始、陰気臭過ぎる気がするんですけど||(-_-;)|| エド役は変更希望!私は、ロバートのファンじゃないので、いまいち入りきれないのが、どうにも勿体なくて(爆)若い頃のプラピとか、今ならザック・エフロンとかなら、私もベラ気分で観られるのに(笑)でも、最近、ロミジュリを超えるラブストーリーが中々ないから、こういうの良いと思います(o^-')b ジェイコブが弟みたいに可愛い感じと、どんどんかっこ良くなっていくバランス加減が、とても良かったです♪原作でも思いましたが、私はかなりジェイコブ寄りなので(^^;)次回作は、展開の速さに期待します。2009年公開。
「カールじいさんの空飛ぶ家」
世界で最も大切な人を失ったとき、あなたならどうしますか? 思い出を抱えたまま、残りの人生をひとり寂しく生きていくか。あるいは、悲しみを乗り越えるために、ひとり旅に出るか…。最愛の妻を失い、ひとりぼっちで残され、人生に行き詰ったカールの場合、思いもよらぬ方法をとりました─思い出の詰まった家に無数の風船をつけて、大空へと飛び立ったのです。人生最初で最後の、二度と帰らない旅へと…。愛すること、生きること、そして人生を楽しむことを教えてくれる奇跡の映画が、この冬、日本中を涙で包み込みます―。
10点!3D、吹替版で観ました。今作は、すべてプロの声優さんだったので、吹替版でもOK!充分楽しめました♪予想以上に泣ける&アドベンチャー作品です。最初は、杖をついて、椅子にも座るのが大変だったじいちゃんが、あんな体力系になるとは!w(☆o◎)w じいちゃんVSじいちゃんを観ることになろうとは!w(☆o◎笑)w 敵役のじいちゃん(憧れの人)、スクルージみたいだった(笑)やはり、3Dがあるものは、3Dで観た方が良いですd(^-^)空とか、断崖絶壁とか、落下シーンとか、私が高所恐怖症なのも相まって、超大迫力!ハラハラドキドキでした~o(>_<)o映像も、お家と人が、シルバニアファミリーみたいにミニチュアで可愛くて、さすがDisneyというべく、本当に細部まで、初3Dへのこだわりが見れて、素晴らしかったです(*^_^*)♪最後に、カールみたいに、あんなに奥さんを想って、行動してくれる旦那様、欲しいなぁと感動しました(^-^)&ラッセルはなんであんなメタボなの?(爆) 同時上映の短編「晴れ ときどき くもり」も、導入としての役割も果たしていて、良かったです。2009年公開。
「ブラック会社に勤めているんだが、もう俺は限界かもしれない」
小池徹平主演他。高校中退・元ニートのマ男(小池徹平)がやっと就職したのは、想像を絶する“ブラック会社”だった!サービス残業・徹夜は当たり前、ありえない仕事量、納期を目指して、毎日デスマ(デスマーチ:死の行軍)が続く!超過酷でへんてこな職場と、クセ者揃いの同僚たちに、マ男の限界はピーク!「もう俺は限界かもしれない!」マ男が本当の“限界”に追い込まれた理由とは!?マ男と会社のみんなの運命とは!?
3点!!こちらも、2ちゃんねる発信の作品なので、「電車男」的感覚で、観たらいいと思います。どこにでもある会社を、少し大きくして描いた感じです。映画にする程ではないです。「君は何のために働いてるんだ。」by藤田さん(田辺聖一)。これは、誰もが一度は考える事ですし、人生のテーマですよね。個人的には、“ブラック会社”という流行り言葉は好きではありません。「ブラック会社だ!」という人自身が、ブラック人間だったりすることがあるので。主人公のマ男もそう。誰かがいるから働いて、その人がいなくなるから自分も辞めようとか、ニートだった時間分を取り戻すのは、その何倍も苦労するという根本的なところを解っていないところとか、社会に対する甘えビシビシです。最初は嫌だなぁって思いました。でも、大人とか会社とか関係なく、互いを支え合って、出来ない事はフォローし合えれば、皆生きやすくなるかなぁと。最後は、自分自身のポテンシャルの持っていき方次第だと思います。まぁ、2ちゃんねるに日々投稿している時点で、限界はかなり近いとも思いますが。(失礼m--m)2009年公開。
「なくもんか」
阿部サダヲ主演他。父(井原剛志)に捨てられた過去をもちながら、いつも笑顔を絶やさない究極のお人好し・祐太(阿部サダヲ)。人気お笑い芸人で祐太の生き別れた弟・祐介(瑛太)。ワケありの過去をもつ祐太の妻・徹子(竹内結子)。笑いと涙がテンコ盛りの、誰も見たことがない“家族”の物語!!これは、“泣ける喜劇”か!?“笑える悲劇か”!?
7点!!パート2やって欲しいです。この家族の続きが観たくなりました。私には、“泣ける悲劇”だったんですけど。。。ド根性&ジキルとハイドみたいな。祐太の「腹ん中、色々考えてても、顔に出さないで淡々と食事をするのが家族だ。」みたいな台詞があって、それがズシンときました。皆ずるい。祐太に甘え過ぎだよって思って、祐太が笑顔だか泣き顔だかわからなくなりました。クドカンとは思えないくらい、しっかり考えさせられる家族のお話で、その分、笑いが半分くらい家族に吸収されてしまっていたのが残念でした(ΘoΘ;)ストーリーか、笑いか、どちらかしか描けないのか?(爆)笑って泣きたい期待度が高い状態で観てしまったので、ちょっと拍子抜けです。でも、こういう人情劇も作れるなら、また観てみたいです。阿部さんはどんな役でも魅せてくれますし(o^-')b後味が濁り気味でスカッとしなかったのがマイナスかなぁ↓↓↓(+_+)原因はたぶん、竹内結子と瑛太が、それぞれがバラバラの演技していて、一体感に欠けていたからだと思います。笑いに一体感は必須です。2009年公開。
「僕の初恋をキミに捧ぐ」
井上真央、岡田将生主演他。医師を父に持つ少女・繭(井上真央)は、父の病院で入院生活を送る少年・逞(岡田将生)と出会う。互いに恋心を抱き始める2人だが、繭は逞が重い病気により“20歳まで生きられない”ことを知る。しかし幼い2人は儚い未来に向けて「大人になったら、結婚しよう」と約束をする。時が経ち、一途に逞を愛し続ける繭に対し、自らの余命を自覚した逞は恋心を封印し繭を遠ざけようとする。そしてその間にも、逞の病状は進行していく。運命のタイムリミットが近づく中、思いもよらぬ知らせが二人に届く―。600万部突破の純愛コミック、待望の映画化!!
9点!!子役の女の子が上手くて、冒頭から泣いてしまい、そのまま全編にわたり、6~7割泣いていました。「僕妹」のスピンオフなので、またアマアマなシーン爆発のゆる~いストーリーが展開されるのかと思いきや、井上真央ちゃんの演技力をナメていました(爆)彼女のしっかりした演技で、マンガ独特の甘過ぎなところや、ありえない展開も、違和感なく惹き込まれました。てゆうかボロ泣きデス(;_;)私自身が「死ぬ。」って思ったことがあったり、死を、いつも、身近に感じるからでしょうか。。。岡田くんも可愛過ぎデス♪(*^_^*)表情がすごく良くて、主演ふたりの仲の良さも伝わってきて、保健室のシーンとかドキドキしちゃいました(笑)青春の甘酸っぱいキラキラした恋と、生と死を描くバランスが、とても良かったと思います。エンドロールで再び、平井堅の書き下ろしに号泣(爆)ホント、絶対つまんないとか思ってたので、ヤラれた~コ゛メンナサイ!って感じです(^^;)主演ふたりが演じる、繭と逞のキャラクターがとにかく良かった(^-^)v 旬ですね(笑)2009年公開。
「きみがぼくを見つけた日」
レイチェル・マクアダムス、エリック・バナ出演他。時空をさまよう男、ヘンリー(エリック・バナ)。いつ、どの時代のどこへ飛ぶのかは、自分で選べない。ある日、旅した過去で、彼はひとりの少女・クレアと出会う。純粋な心を持つ少女は、「未来から来た」というヘンリーの言葉を信じた。そして過去を訪れるたびに、クレア(レイチェル・マクアダムス)の相談相手となり、彼女の成長を守り続けるヘンリー。やがて、2人は同じ時代で結ばれる。だが、2人が一緒にいられる時間は、あまりにも短かった。ヘンリーの突然の移動に、何度も引き裂かれる愛の時間。時空を超える、2人の愛のゆくえは―。この秋、キレイな心にしか見えないラブストーリーを、あなたに。
7点!!プロデュースは、ブラッド・ピットです。とても切ない映画です。時間を、大切な瞬間を、共に刻めないなんて、私は耐えられません(;_;)しかも、運命的に出逢い、幼い頃からずっと想い続けた初恋の運命の人。(どう頑張って考えても、クレア的には運命。)目の前からいなくなった人を待ち続ける切ない時間と愛。「もう二度と戻ってこないかも知れない。」と頭の片隅でよぎっても、「きっとまた逢える。」と願い、待ち続ける人生。先に進めないけど、それもひとつの愛のかたちなのかなぁっと考えてしまうのは、私が現実主義だからでしょうか(--;)時間の流れの速さとか、秒針とか、小道具を巧く使って、ファンタジー性を高くしたら、もっと良くなる気がしました。2009年公開。
「PUSH 光と闇の能力者」
クリス・エヴァンス、ダコタ・ファニング出演他。第二次世界大戦時より国家によって育成された特殊能力者。彼らはケネディ暗殺やベルリンの壁崩壊など、数々の歴史的事件に関与してきたとされている。時は現代。念動力を持つニック(クリス・エヴァンス)の元にある日突然、13歳の少女キャシー(ダコタ・ファニング)が現れる。未来予知能力を持つ彼女は、「秘密組織”ディビジョン”から脱走したある女性を探さなければ、自分もニックも死に、将来大変なことが起きる」と告げるのだった。ニックは、半信半疑ながらも、世界に散らばった超能力者たちに協力を呼びかけるが・・・。念動力や未来予知能力が入り乱れる、スピーディーなサイコバトルアクション大作!!
6点!!ハリウッドにとって、香港はスタイリッシュな街かも知れませんが、私にとっては、ごちゃごちゃして見づらい舞台でした(*_*)スピード感とスリル感があと一歩足りないですが、超能力バトルとアクションは、迫力があって面白かったです。マクギガン監督流の複雑っぽいストーリーに、<ウォッチャー><ムーブ><ブリーダー>など、次々登場する能力者がたくさんいて、誰が、どんな能力で、どんな役割なのかしっかり観ないとわからなくなるので、頭をフル回転させながら観てました(^^;)なので、スピード感をどんどん上げていって欲しかったです。ダコタ・ファニングは、デビュー当初のナタリー・ポートマンを彷彿させる大人っぽさと美しさで、でも、ナタリーを圧倒的に超えた存在感で、彼女が画面に登場するだけで、惹きつけられました(^^)サイコ入ってるので、ちょっとだけ怖かったですが、久々の本格アクションなので、楽しかったです♪2009年公開。
「カイジ 人生逆転ゲーム」
藤原竜也主演他。毎日自堕落な生活を送る26歳のフリーター・伊藤カイジ(藤原竜也)。ある日、カイジの元に遠藤(天海祐希)と名乗る金融会社の社長が現れた。遠藤はカイジが保証人となっていた、友人の借金202万円を取り立てにやってきたのだと告げる。突っぱねるカイジだったが、「一夜にして大金を手にできる機会がある」という遠藤の甘言に乗せられ、豪華客船に乗船。そこでは、人の心理を巧みに利用した、命がけの賭博ゲームが開催されていた!勝てば天国、負ければ地獄の背水遊戯の数々を目撃せよ!ギャンブルコミックの金字塔『カイジ』がついに実写映画化!
6点!!40間近でフリーターやってて、文句ばかり言ってる知り合いがいるんですけど、始まってすぐ、藤原くんが、彼その人に見えました(爆)やっぱり藤原くんは上手いんですね(^^;)遠藤は、原作通り、コワもてな男性の方が良いと思いました。あと、吉高ちゃんもオーラあり過ぎなので、ミスキャスト感あり(>_<)そもそもカイジの話自体、大型映画向きの内容ではない気がしたので、俳優陣が無駄に豪華過ぎる気もしました。B級くらいで作った方が、しっくり来て面白いのではないかと思ったり。でも、鉄骨渡りのシーンはハラハラドキドキしましたし、香川さんの語りは、とにかく・・・凄いです(笑)笑うとこじゃないと思うんですけど、皆笑ってました。色んな意味で疲れる映画なので、勇気とか希望は貰えないです。2009年公開。
「クヒオ大佐」
堺雅人主演他。ウソみたいな本当の話!?父はカメハメハ大王の末裔、母はエリザベス女王の妹の夫のいとこ。自称・米軍特殊部隊のパイロットで、ジェット機を操り世界中を転戦。彼の名は、ジョナサン・エリザベス・クヒオ大佐(堺雅人)。デタラメすぎる経歴と巧みな変装で、推定1億円を女たちから騙し取った結婚詐欺師!なぜ!?こんな男に騙されたのか!!?可笑しくも哀しい稀代の詐欺師の姿にあなたは、何を見るのだろうか?
6点!!滑稽でバカバカしいB級映画がきちゃいましたょ~ヽ('ー`)ノ~とりあえず笑っておけばいいのかな(笑)堺さんの迷演に。これは実話じゃなかったら、ホントに話にならないくらいバカバカしい~(笑)でも実話なんだ~と思うと、そこに少しは愛があって欲しいな、と願います。「騙されてチョロい。」とか思われてたら、哀し過ぎます(;_;)端から見てたら、「ありえないでしょ~。」と思いますが、私自身は、クヒオ大佐に騙されるかも知れないです(爆)同情はしません。 注:私はとても騙されやすいのです。2009年公開。
「パンドラの匣」
染谷将太主演。仲里依紗出演他。結核を患う少年・ひばり(染谷将太)は、「健康道場」と称する風変わりな療養所に入所する。そこで出会う気まぐれな看護婦・マア坊(仲里依紗)と、美人婦長(川上未映子)、詩人のつくし(窪塚洋介)など、おかしな療養者たちとの日々。やがてひばりは生きる活力を取り戻していく。閉ざされた「健康道場」で繰り広げられる青春時代の淡い恋と人間模様―生き急いだ天才・太宰のモダンな物語が現代に鮮やかに甦る!
8点!!パンドラの箱に閉じ込められたのは、「未来」という説と、「希望」という説がありますよね。この作品は、「希望」です。終戦後、若者は、新しいだの古いだので論議し、未来を模索していた訳で、ひばりもまた、新しい男を目指し、様々な人と関わりを持つ少年です。その姿は、覇気のあった頃の、古き良き日本男児なのだけれど、それが滑稽でもあり、可愛くもあり、クスクス笑いが込み上げちゃいます(*^_^*)入院病棟の人々の、妙な結束も解ります。病気という薄雲が立ち込める中で生きる彼らには、小さな事でも大きな事、そのやりとりもまた、クスクス笑いの連続で、とても面白いです。出演者の演技も皆、ナチュラルでとても良く、染谷くんの語りが、太宰文学と映画を見事にマッチングさせていて、耳慣れたジャズも心地良いです。「太宰=重い」と思っている方には、この作品は、とても観やすく、面白いので、ぜひオススメしたいです(*^_^*)「ようしきた!」とかいいなぁ。真似したいなぁ(^-^)2009年公開。
「空気人形」
ペ・ドゥナ主演他。あなたの息で、私のカラダを満たして―。古びたアパートで、持ち主である秀雄(板尾創路)と暮らす空気人形(ペ・ドゥナ)―空っぽな、誰かの「代用品」。ある朝、彼女は本来持ってはいけない「心」を持ってしまう。秀雄が仕事に出かけると、洋服を着て靴を履き、街へと歩き出す。ある日、レンタルビデオ店で働く純一(ARATA)と出会い、その店でアルバイトをすることに。密かに純一に想いを寄せる空気人形だったが、彼の心の中にどこか自分と同じ空虚感を感じてしまう。「人形と人間」「空気と空虚」「生と性」をめぐるラブ・ファンタジー。
10点!!こういう色の作品、好きです。ペ・ドゥナの醸し出す透明感と丁寧な映像がぴったりとはまっていて、とても良かったです。カラフルな小物や、ドゥナの衣装も可愛いですし、レトロ感もありで、大好きな映画のひとつになりました。初めて、純一が空気人形に、息を吹き込むシーンが、エロティックで、幸せで、胸がギュッ~ってなって、切なくて、好きです。キスは愛を吹き込むためにあるのかな?心が空っぽな事を、悲しみを、知るくらいなら、人間になんてなりたくないと思うけど、苦しみの中にある、少しの光と幸せを分かち合えるからこそ、「生」に意味はあるのかな、とか考えました。観終わった後、ジワジワくる切なさはハンパない!!です。個人的に、ARATAが大好きで、そこにいるだけで、セクシー過ぎる!と思っているので(爆)ベッドシーンは脳内パンク!状態で、やばかったです(//>_<//)ミニシアター好きな方には絶対お薦めです(^-^)v2009年公開。
「TAJOMARU」
小栗旬主演他。時は乱世。何不自由ない家柄に生まれながら、大盗賊「多襄丸」を名乗ることになった男(小栗旬)。血肉を分けた兄(池内博之)、弟のようにかわいがってきた家臣(田中圭)、そして心の底から愛した女(柴本幸)・・・。誰よりも信じていた者たちのまさかの裏切りによって一変した人生。しかし、何もかも失くした絶望の淵にあってなお、思いもよらぬところに見つけた友情の絆。信頼と不信がすっかり逆転したかに見えたそのとき、再び、そのすべてが揺らぎ始める。どんでん返しに次ぐどんでん返し。ひっくり返る信頼と裏切り。見えない真実に翻弄される多襄丸が、最後にたどり着く場所とは?
8点!!「このミステリーがすごい!」映画版にランクインしそうなストーリー展開に、釘付けでした。原案となる「藪の中」が、すでにランクインどころではない巨作なので、当然といえば当然なのですが。原作に始まり、どんどん逸れていったかと思いきや、再び原作を模したようなシーンへ、そこからのラストへの展開は、とても面白かったです(*^_^*)何より、随所に芥川色が垣間見れたことが、驚きでした。多襄丸の、強いだけではない、人間の弱さ、一途さを兼ね備えた人間像にも魅かれます。難点をいえば、やはり時代物に洋楽を使うのは、興ざめなのと、やべさんとコラボると、どうしても「クローズ~」とカブってしまうのが、どうかなぁ(´~`)と思いました。2009年公開。
「20世紀少年 第2章 最後の希望」
豊川悦司、常盤貴子、平愛梨出演他。“血の大みそか”から15年が経った2015年。歴史では、2000年の巨大ロボットによる人類滅亡計画は、テロリスト・ケンヂ(唐沢寿明)とその仲間が行ったものとされ、それを阻止した“ともだち”は世界の救世主と崇められていた。高校生になったケンヂの姪・カンナ(平愛梨)は、そんな“ともだち”中心の国家に反抗し、そのため問題児とみなされ、洗脳施設「ともだちランド」での研修を命じられる。一方、“血の大みそか”以来バラバラになっている秘密基地のメンバーたちは、それぞれ秘かに戦いを続けていた。そんな中、モンちゃん(宇梶剛士)が「しんよげんの書」を発見!「しんよげんの書」に書かれた<救世主>とは誰なのか―!?「20世紀少年」映画化第2弾。
5点!!う~ん、謎だらけですね~(?~?)続きが気になる!え?どゆこと?っていうシーンあり過ぎだし。果して、「トリック」みたいな明確な種明かしは、あるのか!?(あってくれ。)1回だと理解しきれないので、TV版「もうひとつの~」と併せて観ると丁度良いです。でも、やっぱり長過ぎるのと、カメラワークが酔うので、3章もDVD待ちしようかな。どうしようかな。気になるなw 平愛梨ちゃんの演技力が凹凹なのが残念な結果です。(顔は可愛いのに。)あと、やっぱりこれはジャンル“ホラ―”?夜の理科室、血まみれとか怖すぎるし!!(>_<)思わず電気つけちゃったし(爆)今回も、疲れました。長過ぎて、序盤の内容覚えてない(>_<)なんていうかテンコ盛り?よく出来てる作品なのは確かなんですけど、ギュギュギュ~がずっと続くと、脳が保ちません(私だけ?(爆))2009年公開。
「BALLAD 名もなき恋のうた」
草なぎ剛、新垣結衣出演他。守ることが、愛することだった。祈ることが、愛することだった―。舞台は戦国時代。名もなき小国の戦国武将(草なぎ剛)と美しい姫(新垣結衣)の恋物語を軸に、その時代にタイムスリップしてしまった10歳の少年(武井証)とその家族との心の交流、人間の愛や絆の大切さを壮大なスケールで描く。人気アニメシリーズ『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦』を、「ALWAYS 三丁目の夕日」の山崎貴監督を迎え、実写映画化。
5点!!新垣結衣の可愛いっぷり観たさに台風直撃の中行ってきました(嵐を呼ぶ○○?)。ガッキー可愛い!!お姫様至上一番カワイイ!((*^_^*)笑 てか似合う。)アニメ本編の廉姫と又兵衛の幼い頃のおてんばエピソードを観てから観ると、大人になり、戦国の世に翻弄される二人の姿は、より涙を誘います。武井くんが下手だったので、泣けませんでしたが、上手い子だったらけっこう泣けたんじゃないかと思います。夏川結衣さんは美人なのに、みさえにハマってたので、面白かったです。そもそも、クレヨンしんちゃんの実写化自体が面白い事ですがw 敵の侍に囲まれて防犯ブザーを鳴らすところとか、現代の小道具を上手い具合に笑いに繋げているところが、山崎監督らしくて好きです。子どもが、絶対好きな感じの映画なので、夏休み映画にすれば良かったのにと思いました。(事件で延びたの?(爆))2009年公開。
「カムイ外伝」
松山ケンイチ主演他。忍者の掟を破り組織を追い出された抜忍・カムイ(松山ケンイチ)は、時の絶大な権力者やかつての仲間たちと共に戦いながらも、自由を求め、たった一人で生きていく…。策略、疑心、裏切り、そして愛。カムイは闘う。ただ生き抜くために―。血湧き肉躍る、日本映画最大級アクション超大作!!
7点!!ファンキーな崔監督がご挨拶にいらっしゃいました。相当気合いが入っておられるようで。内容は、とにかくカムイを丁寧に描く+αアドベンチャー&エンタメという感じです。でも、丁寧ゆえに中弛みしてしまっているのと、CGとワイヤーアクションの不自然さが目立っていたのが残念でした。ワイヤーアクションが、序盤から多過ぎ(*_*、糸が見えないかハラハラしちゃいました。)松山くんの太刀と、カメレオンぶりは流石です。サービスショットもありで、やっぱりセクシーだなぁって(笑*^^*)カムイとサヤカ(大後寿々花)の淡い恋の結末は切なかったです(;_;)主題歌が倖田じゃなくて浜崎だったら泣いてました(爆)忍者の掟で、抜ける者は死罪だということは知っていましたが、逃げ続ける抜忍のことは知らなかったので、興味深かったです(*'o'*)カムイの続きが知りたくなる&原作を凄く読みたくなる映画です。(原作紹介作品?)2009年公開。
「30デイズ・ナイト」
ジョシュ・ハートネット主演他。日光のみが弱点のヴァンパイアが、30日間太陽が昇らない街に襲来した時、住民たちは暗黒の極夜をどう生き延びるのか―。舞台は、北米最北端の地、アラスカ州パロウ。気温は氷点下30度、隣町までの距離は128km。通信手段を断たれ、陸の孤島と化した街で、人間の命懸けのサヴァイヴが始まった。その時、保安官エバン(ジョシュ・ハートネット)が下した、街をそして家族を守るための究極の決断とは―。
4点!!おまわりさんって吸血鬼も退治しなくちゃいけないんだ・・・(呆)サスペンスドラマとしての完成度が低いです\(*'へ'*)ホラーとか一切駄目な私が、あまり面白くなかった・・だけで済んだくらいです。まず、ヴァンパイアが美しくない!ヴァンパイアは、鮮血と美しい顔と狩りを楽しむ狂気さがあってこそ、そこに、“人間ではない”という恐怖が生まれるのに、それが全くないです(-"-;)ヴァンパイアたちの族意識とか感情があまり描かれていないのも、盛り上がりに欠けます。「生き抜く」というテーマには沿っていますが、あまりに地味です(´~`)事件前のベースである、エバン夫婦の離婚問題や、村と村人たちの関係&性格もあまり描かれないままに始まってしまったので、感情移入出来るところがありませんでした。エバン夫婦の修復を上手く描き切れていなかったのが勿体なかったです。ラストのステラ(メリッサ・ジョージ)の目線が、続編があるような感じを物語っていますが、どうなんでしょう。(たぶん、ない。)恐怖だけを楽しむお化け屋敷的な映画です。2009年公開。
「私の中のあなた」
キャメロン・ディアス主演他。アナ(アビゲイル・ブレスリン)11歳。生まれた時から、白血病の姉・ケイト(ソフィア・ヴァジリーヴァ)のドナーとして生きてきた。ケイトに生きてほしい・・・その思いは、家族みんな同じだと信じて疑わなかった母・サラ(キャメロン・ディアス)。ある日、彼女信じられない知らせを受ける。「もう姉のために手術を受けるのは嫌。自分の身体は自分で守りたい。」とアナが突然両親を訴えたのだ。病気と闘いながらも幸せだった家族に訪れた突然の出来事。そのアナの決断の裏には、驚くべき真実が隠されていた。最も衝撃的で、最も優しいラストに泣かずにはいられない。
10点!!序盤からラストまで号泣通しで、涙で身体が枯れちゃうかと思いました(;_;)人は、それぞれに、それぞれの貫きたい志があって、それは家族にもいえることです。そんな中で、家族の一人一人が、家族という集合体に属し、互いを愛し、想い、それを維持し続ける事は並大抵のことではありません。そして、それは同時に、“生きること”に繋がると、私は思います。姉ケイトの臓器移植のために創られたアナ。神の領域に踏み込んで、自然の法則に逆らった家族の結末は、驚くべき愛と、人間のハートフルさがたくさん詰まっていました。この映画は、家族と、生きることと、真剣に向き合う大切さを教えてくれる作品です。頑なな母サラの気持ちも理解るから、涙。世話をされていても、やっぱりお姉ちゃんなケイトに涙。タイラーとの恋に涙。兄弟愛に涙。あー、、瞼がプヨプヨ(ToT)大切な人と、何度でも観たい珠玉な作品です。2009年公開。
「愛を読むひと」
ケイト・ウィンスレット、レイフ・ファインズ出演他。1958年のドイツ。15歳のミヒャエル(デビット・クロス)は、年上の女性ハンナ(ケイト・ウィンスレット)と恋に落ちた。「なにか朗読してよ、坊や!」―ハンナは、なぜかいつも本を朗読して聞かせて欲しいと求める。人知れず逢瀬を重ねる二人。だが、ハンナは突然失踪してしまう。彼女の隠していた秘密とは何か。二人の愛に、終わったはずの戦争が影を落していた。現代ドイツ文学の旗手による、世界中を感動させた大ベストセラー「朗読者」の映画化。
6点!!終始、しかめっ面で観てしまいました。だってあまりに悲し過ぎるから。エンドロールで、張り詰めていた糸が切れて、涙が出てしまいました。戦争は終わっても、その人の人生が終わるまで終戦はどこにも、誰にも、ないのですね。当然のことですけど、こういうのを観ると、本当に二度と繰り返してはいけないものだと、強く思います。原作がとても素晴らしいので、主役ふたりをもう少し美しい人たちにして欲しかったです。ふたりとも演技は上手いですし、逆にリアリティはありましたが。老紳士マイケル役(レイフ・ファインズ)の方は素敵でした(*^_^*)この作品に限っては、原作に太刀打ち出来るものナシです。2009年公開。
「ノーボーイズ ノークライ」
妻夫木聡、ハ・ジョンウ主演他。孤独を抱え、誰とも心を通わせることがなかった二人が、見つけたものとは・・・。韓国から定期的に組織の荷物を運ぶ男・ヒョング(ハ・ジョンウ)とそれを受け取る男・亨(妻夫木聡)。互いの素性と荷物の中身には決して興味を持たないことが2人の生きていく術であった。ある日ヒョングが運んできた荷物は、莫大な身代金の掛った女子大生(チャ・スヨン)。どうしようもない現実から抜け出せるチャンスに二人は組織を裏切り、女を救う。敵でもない、味方でもない、ただ生き抜くために、男たちは手を組んだとき、運命の歯車が動き出す。
7点!!亨は、背負って背負って、潰れそうになってもまだ踏ん張って背負って、逃げ出すとか、考えない人。ヒョングは、とても純粋な人。そんな二人にヤクザの世界は、辛過ぎる生き場所です。韓国のヤクザ映画って、苦手なんですけど、追われてるのに、ゆったりした日常感があったり、消えない焦燥感もあったり、渡辺ワールド全開で良かったです。ラスト、亨とヒョングが愛し合ってるみたいに見えました。(王子と王子?)渡辺あやの脚本は、本当に切ない(>_<)誘拐されるチス役は、若くて清純な感じの女の子にして欲しかったです。衣装も奇抜過ぎ(*_*)iLLの主題歌が◎です。2009年公開。
「そんな彼なら捨てちゃえば?」
ベン・アフレック、スカーレット・ヨハンソン出演他。電話が来ない―忙しいのよ 結婚しない―愛があれば関係ないわ 浮気してる―正直に打ち明けてくれたの いいえ―彼はあなたに気がないだけ!ちょっと切なくて、かなり笑える、数々の痛いエピソードのなかには、きっとあなた自身の昔の恋、そして今の恋も見つかるはず。男の心理を徹底的に分析し、次に素敵な恋を見つける術を教えてくれる、男には見せられない、ガールズ・トーク・ムービー。
4点!!ガールズ・ムービーは、共感出来ないものが多くて苦手なのですが、今回は共感出来ずとも笑えたので、まぁ○です。ジジ(ジニファー・グッドウィン)とアレックス(ジャスティン・ロング)のカップルが可愛い(*^_^*)スカーレット以外の女性が皆、負け顔なのが痛いです。負け組同士で慰め合いとか、ホント痛い(辛)ガールズ・ムービーって感じ(>_<)全体的に、テンポが悪く、それぞれのストーリーが上手くリンクしてなくてバラバラ。根気よく観ないと、「もう!勝手にしてたら?」ってなります。マイスペースとかアリエナイしw(☆o◎)wこれに共感しちゃう女性は、実生活、空回ってるんだろうなぁっと。。(余計なお世話ですね)2009年公開。
「群青 愛が沈んだ海の色」
長澤まさみ主演他。もし父が反対しなければ、もし彼と恋に落ちなければ、もし私がこの島に生まれなければ。沖縄の青く小さな島で、父(佐々木蔵之介)は妻(田中美里)を失い、娘(長澤まさみ)は再愛の人を亡くした。父と娘の二代にわたる、愛の痛みと再生の物語。
4点!!沖縄いいな~人があったかいな~と思いつつ、とてもシンプルなストーリーなだけに、どれだけ深い感情面を描ききるかが、鍵になっている映画だと思いました。ビジュアル的にはかなり良い線をいっているのに、相変わらず「タッチ」「ラフ」の青春演技から、抜け切れない長澤まさみが、今回も、勿体なかったです。ストーリー表現も、原作とは違います。蔵之介パパが、ピアノ線を切るシーンは辛くて心がヒリつきましたが、あとは本当、ヒロイン次第の映画だったので、最後まで泣けずに終わって「あ~あ(´~`)。」という感じです。これなら、わざわざ映画にしなくてもいいんじゃないかと思いました。2009年公開。
「ボルト」
「ずっと家族だって、信じてる」ーボルトは、少女ベニーを守るスーパー・ドッグ。それはドラマの世界なのに、現実だと信じ込まされていた。すべてが嘘だと知った時、ボルトの旅は始まる。たったひとつの真実ーベニーの愛を確かめるために・・・。
5点!!大人でも楽しめるDisneyではなく、完全に子ども向けな内容でした。でも、ボルトと世の動物の気持ちになって観ると泣ける~!(;_;)「犬の十戒」を思い出してしまったくらい。ハリウッドスターの(特に子役の)苦悩とかも描かれていて、実は深いメッセージ性あり?とか思ったりして。でも、やはりディズニーは字幕で観ないと駄目ですね。ディズニーの素敵なミュージックとか、独特の盛り上がりが台無しでした(>_< 日本語吹替え版の試写会しかなかった(涙))劇中とエンドロールのアニメーションが、可愛らしかったです(*^_^*)2009年公開。
「ハリー・ポッターと謎のプリンス」
ダニエル・ラドクリフ主演他。ヴォルデモートがマグル、魔法使い両方の世界における支配力を強めようとし、ホグワーツはもはやかつてのような安全な場所ではなくなる。最終決戦が迫っていることを知っているダンブルドア校長(マイケル・ガンボン)は、ハリー(ダニエル・ラドクリフ)に戦いの準備をさせることに力を入れる。ふたりはヴォルデモートの防御を解く手がかりを見つけようとし、そのために、ダンブルドアは旧友であり、元同僚でもあるホラス・スラグホーン(ジム・ブロードベント)を学校に迎え入れる。一方、ホグワーツの生徒たちの間には、恋の季節が到来。ジニー(ボニー・ライト)にますます惹かれていくハリー、ラベンダー・ブラウン(ジェシー・ケイヴ)に想いを寄せられるロン(ルパート・グリント)、そして嫉妬で爆発しそうなハーマイオニー(エマ・ワトソン)。学校中に恋愛ムードが蔓延する中、一人の生徒だけが、ある目標を達成することだけに集中していた。たとえそれが輝かしいものではないとしても。そしてこの学校に、悲劇の暗雲が近づいてくる…。世界的ベストセラーを映画化したファンタジー・シリーズの第6弾。
8点!!壮大なラストへの序章という感じです。子どもも観られるように、闇の恐怖シーンは抑えめに描かれていたので、大人の私には物足りなかったです(´~`)クライマックスは、原作を忠実に再現して欲しかったです。あと、ダンブルドアのトレードマークの眼鏡がなかったのが、ずっと気になっていました。なんで??(=_=)でも、あくまで学校生活が主軸というのは、ハリー・ポッターの好きなところです。ハーマイオニーの服装とか、恋愛模様とか、登場人物たちの表情が大人になったなぁと思いました(笑)丁寧に描かれていましたが、闘いのシーンが少なかったので、盛り上がりに欠け、長丁場に感じてしまいました(>_<)2009年公開。
「山形スクリーム」
成海璃子主演他。落ち武者さん、人違いです。告られても迷惑です!(T-T)恐ろしい落ち武者(沢村一樹)に恋をされ、さらわれてしまった友達(成海璃子)を助けようと、女子高生たちが落ち武者との壮絶バトルを繰り広げる愛と友情の物語。監督・竹中直人が笑撃度200%超えの絶叫エンタメム~ビ~で、今夏、列島震憾!
5点!!これは、後々残したらマズイ作品です。璃子ちゃんが丸過ぎます(爆)本格ホラーが苦手な私には、ちょうどイイ感じに涼しいホラーコメディでした(^-^)vマイコが予想以上の壊演w(☆o◎)w三浦春馬くんとか、隠れゲストもジェットコースターの如く出演しています。ふざけて作ってる感いっぱいの作品なので、こちらもふざけて観れば、案外楽しめます。C級の笑いが好きな方にオススメ(私はスキ~♪^-^)笑いの方向性としては、クドカン方面、味濃いめです。2009年公開。
「セントアンナの奇跡」
ラズ・アロンソ出演他。それは不可解な殺人事件だった。ニューヨークの郵便局で、局員が窓口に切手を買いに来た男を、顔を見るなり射殺したのだ。前科も病歴も借金もない真面目一筋の彼の部屋から、行方不明になっていた歴史的に極めて重要なイタリアの彫像が発見される。2人の間に、いったい何があったのかー?2つの事件の謎を解く鍵は、1人の少年ーそこには予想もしない激烈な運命と、ある<奇跡>が待っていた・・・。
6点!!終戦間近の混迷を極めていたイタリアが舞台なので、ちゃんと歴史を知らないと、ラストまで「なになになに?(・ω・;)」という感じです。パルチザンって何?ドイツは敵なの?みたいな。でも、実話なんだ~って思うと、ラストはかなりジワリ(;_;)村の襲撃シーンとか、かなり残虐です。赤ちゃんが惨殺されるシーンとか観てられなかったです。その辺り、ご覧になる方は覚悟してクタ゛サイ(>_<)リアル過ぎる戦場での人々の行動にも、胸を突かれました。戦争もので、2時間40分というのは、さすがに疲れるので、何とかして縮めて欲しかったです。2009年公開。
「ディア・ドクター」
笑福亭鶴瓶主演。瑛太出演他。その嘘は、罪ですか―山あいの小さな村。その村で慕われていた医師が、突然の失踪を遂げた。やがて事件が思わず方向へー。小さな村で起きた大事件の顛末が思いもかけないラストに向かって突き進む。人間の可笑しさ、愚かさ、哀しさ、愛しさに深く寄り添い、見終わった後何とも温かな気持ちが残る極上の人間ドラマ。
7点!!Dear.ドクターですね。心と体を治す、不安を取除いてくれるような事って、今や、医者の仕事外だったり。でも、患者さんが求めているのは、本当はそれで。嘘は、相手を思うがゆえの嘘も、結局は自分のための嘘も、つき続け、いつかは端っこに追い込まれるわけで、伊野(笑福亭鶴瓶)という人物も、周りの人々も含めて、人間くさ過ぎるくらい、人間を描いていた作品です。映すものや音楽が、ポップなのにノスタルジックなところとか、いいなぁと思いましたし、反面、どっしりしっかりした作風にも惹き込まれます。何かを壊さずに守り続けるって本当に難しいことなんだなぁと思いました。とてもお薦めな作品です。何とも温かい気持ちになれました。2009年公開。
「ウィッチマウンテン ―地図から消された山―」
ドウェイン・ジョンソン、アナソフィア・ロブ、アレクサンダー・ルドウィグ出演他。エリア51・・・ロズウェル・・・そして、もう1つ、決して語ってはならない禁断の場所ー<ウィッチマウンテン>地図から消された山に隠された驚くべき宇宙の謎とは何か?世界が撼した驚異のSFミステリー。
9点!!「Taxi」顔負けのスピードアクションと、センター・オブ・ジ・アース×スペースマウンテン×スターツアーズと、Disneyの魅力全開な映画です!子ども向けなのに、大人も拍手したくなるくらい夢中になれます☆映画なのにアトラクションみたい!そして、ETばりの感動ラスト。さすがディズニー、良いトコどり過ぎです♪でも、エリア51とかウィッチマウンテンとか、本当にこんな事してるんですかね?だとしたらアメリカは怖過ぎて、信用出来ないです<<o(>_<)o>>と疑心暗鬼になりつつも、久々の宇宙人もの、とっても面白かったので、お薦めデス(*^▽^*)♪☆*:・°2009年公開。
「MW -ムウ-」
玉木宏、山田孝之主演他。MW それを手にした者が、運命を選べるー。手塚治虫最大のタブー、解禁!16年前、ある島の島民全員が一夜にして死亡。その事実は政府の手で葬られ、事件は忘れ去られるはずだった。しかし、神の悪戯で生き延びた2人の少年の存在があった。やがて2人の片方は神父(山田孝之)へ、もう一方は美しきモンスター(玉木宏)へと成長し、そして、すべてはそこから始まったー。世界を変えるのは、破壊か。祈りか。2009年夏必見のサスペンス・エンタテイメント超大作!
7点!!原作は読んでないけど、手塚さんの作品は、深くて難しいです(>_<)でも、サスペンスとしては、上出来です。完成されてます。怖いけど、「どうなるんだろう?」って、先が気になって、入り込んじゃいました。玉木くんが、クール&狂気的でカッコイイです。山田くんは上手だから、役をこなしてはいましたけど、マッチョな神父ってどうなんだろう?(^^;)イメージとしては、瑛太とかの方が、合っている気がしました(演技力が必要だけど)。カッコイイ少年漫画って感じだったので、男の子ウケが良さそうです。2009年公開。
「剣岳 点の記」
浅野忠信、香川照之出演他。ひたむきに歩め、前人未到の頂きへ。決して名誉のためでもなく、利のためでもない。仕事に誇りをもって、真摯に挑む男たち。日本地図最後の空白地点を目指した、魂の記録。
10点!!足下に敷き詰められた雲の光り、四季折々の鮮やかな山岳植物の表情、これは、天国なのか?美しい地獄なのか?と見紛う圧倒的な映像。息をするのも躊躇うほどに、険しく、美しいです。自然の恐怖も凄いです。日本男児、かっこいいです!!こんなかっこいい人たちがいたら、間違いなく惚れます(*>▽<*)テレビで、監督のインタビューを観た時は、「なんだ、この暑苦しい監督は?井筒監督?」と思いましたが、木村監督の映画は本物です。そんな事思ってスミマセンでしたw(☆o◎)w浅野さんは、浮世だっているというか、アクもないし、異彩を放つ不思議な役者さんですね。あおいちゃんは、出番は少ないけれど、今までにない大人な演技で、また一皮剥けたんじゃないかと思いました(^^)歴史映画として、人間映画として、凄い作品を観せられました。スコ゛イ!!2009年公開。
「ウルトラミラクルラブストーリー」
松山ケンイチ主演他。青森で農家をしながら一人で暮らす子どもみたいな青年・陽人(松山ケンイチ)はある日、東京からやって来た保育士の町子(麻生久美子)に生まれてはじめての恋をする。町子が青森に来たのはカミサマと呼ばれる占い師に会うため。なぜなら事故で死んだ元カレ(ARATA)の首がまだ見つかっていないから・・・。けれどそんな噂なんておかまいなしの陽人は毎日町子先生に会いにいく。強すぎる思いは嘘みたいな出来事を次々と巻き起こしてー。ヘリコプターが農薬まき散らすこの世界いっぱいに陽人の命知らずな恋が爆発する!前代未聞のラブストーリー、電光石火のごとくここに誕生!
6点!!ラスト、面白ビックリです。「ちょっとちょっと~!?」みたいな(笑)中盤まで、走り回る陽人&声がでかい陽人オンリーで退屈だったけど、中盤からは、ミラクル青森でした。シャワーみたいに農薬浴びる男ってどうよ?って思ったけど、好かれたい一心で、自分も何もなくて良いっていう陽人の想いは切ないです(*_*)ミラクルが強過ぎて、恋愛要素がすっかり目立たなくなっていたので、松山くんのラブシーンがあったら、もっと良くなったんじゃないかと思います。(“ラブストーリー”と打って出るならば。)監督の今後に期待デス。今のとこ、かなり解りずらいです(>_<)2009年公開。
「幸せのセラピー」
アーロン・エッカート、ジェシカ・アルバ出演他。大手銀行の経営者の娘(エリザベス・バンクス)と逆玉婚をしたばかりに、自分らしさを完全に見失ってしまった男ビル(アーロン・エッカート)。世間からは勝ち組みと見られていても、毎日がてんで面白くない。メタボでお腹は気になるし、身内からも仕事仲間からも馬鹿にされ、ジェスは人気テレビレポーターと浮気中。すべてが裏目に出て、負のスパイラルから脱出できないビル。そんなとき、キュートでセクシーなランジェリーショップのカリスマ店員ルーシー(ジェシカ・アルバ)と出会ったことから、ビルの運命が変わり始める・・・。
6点!!最近お疲れ気味なので、ジェシカを観て癒されようと思い、観に行きましたが、ジェシカはほんのちょい役でした(爆)でも、アーロン演じるビルと少年(ローガン・ラーマン←将来有望な感じ☆)の掛け合いは、コメディというよりギャグに近い感じで、かなり笑えたし、アーロンは、くまさんみたいに太っても、ダサくても、超キュートです♪充分癒されました(*^_^*)でも、ジェシカが、もっとたくさん出てた方が絶対良かった!勿体ない映画だなぁと思いました。ラストも、結局どうなったのかすごい気になる感じで終わりました。どうなったの??(^^;)2009年公開。
「ROOKIES ‐卒業‐」
佐藤隆太、市原隼人出演他。野球部の面々が3年に進級し、川藤(佐藤隆太)が二子玉川学園高校の教師に返り咲いた2009年春。野球部には新入生2人、中学時代から名を轟かしている赤星(山本裕典)と平塚(桐谷健太)をヒーローと崇める濱中(石田卓也)がやって来た。横柄で反抗的な赤星と、頼りない平塚の実態を知りすっかり拗ねてしまった濱中。そんな時、御子柴(小出恵介)のアクシデントをきっかけに窮地に追い込まれる部員たち。しかし部員たちはさらに結束を固め大会での活躍を誓う。そんな彼らの決意が反抗的であった赤星、濱中の心も溶かしていく。ついに迎えた予選大会。ニコガク野球部は1回戦、2回戦と順調に駒を進め、ついに決勝へ。ニコガク野球部の情熱は甲子園まで届くのか? 彼らが見た夢の果てとは?今、最高に熱い最後の夏が始まる―。
6点!!熱い!!スクリーンとは、普段通りの距離を保って観たのですが、始まってすぐ、「ヤバイ!この距離じゃ熱気にヤラれる!」と思いました(*_*)自ら灼熱サウナに入りに行ったようなものです。でも、熱さでラストまでいっちゃう?ってくらい、決勝試合までの展開が速かったです。え?高校野球ってそんな簡単に進めるものなの?みたいな。試合シーンは、スピードとサバイバルを優先したのか、野球ものでよくある録り方(ボールだけ別撮りして迫力出すやつ)とかが少なかったのが、残念でした。映画なので、「迫力」は重要です。(ヤンキー面での迫力はあった(爆))でも、あれだけ、イケメン連打されると、目の保養が凄し◎五十嵐くんカワイイ♪小出くんかっこ良い(御子柴くんスキ)♪桐谷くん笑える!山本くんが久々にかっこ良い役♪(笑)でも、ラスト、出演者の作品への想いが強過ぎるのか、それが作品をはみ出して垣間見えちゃって、グダグダでした(>_<)それまでは、グッときてたのになぁ~。残念。。でも、「夢にときめけ、明日にきらめけ。」なんて言ってくれる川藤先生はまぢ青春☆憧れます☆2009年公開。
「ターミネーター4」
クリスチャン・べイル主演他。どこで誰が、未来を変えたのか―?2018年。機械軍〈スカイネット〉に支配された世界で、人類滅亡までのカウントダウンが始まった。わずかに生き残った人間たちのリーダーとなったジョン・コナー(クリスチャン・べイル)は、最後の闘いに挑む。亡き母のため、最愛の妻のため。愛する者たちを亡くし悲しみを抱える人々の、生きる希望となるために・・・。全く新たな物語が始まる新シリーズの幕開けは、今まで語られなかった〈審判の日〉の後の〈未来の世界〉。遂に、人間と機械の最後の戦いが始まる!
10点!!まだまだ続きを作れそうな終わり方。でも、この辺りで終わりにした方が良い結末な気がします。という、私は今回がターミネーター初体験(爆)1~3、「サラ・コナー~」シリーズもまともに観てません(爆)それでも、面白かったです。これが、SFの壮大さというものなのですねw(☆o◎)w過去から未来へ、そして過去へ繋がるストーリーは良く出来てるなぁっと。個人的には、SFもアクション映画も、「意味が理解らない。」という理由で、苦手なジャンルなのですが、「ターミネーター」は別格だと理解りました(*^_^*)ただ、2018年という未来は、もうすぐそこですが、「ターミネーター1」の段階で、未来はここまで進化すると信じられていたのかと思うと近くもなく、遠くもない現在にゾッとします(>_<)2009年公開。
「鈍獣」
浅野忠信主演他。世界一鈍いアイツが、俺たちの人生を壊しにやってくる―すべてが相撲中心のおかしな田舎町、ときわ。そこに失踪した作家・凸やん(浅野忠信)こと凸川を探し、担当編集者の静(真木よう子)がたどり着く。そこで彼女を待ち受けていたのは、この町でトップを目指すホストの江田(北村一輝)と、その腰巾着の警官・岡本(ユースケ・サンタマリア)、江田の愛人・順子ママ(南野陽子)に、ホステスのノラ(佐津川愛美)という怪しい面々。凸やんの幼馴染である江田と岡本には、絶対に知られてはいけない秘密があった。しかし、そのことを凸やんが小説で暴露していることを知る。秘密を暴かれ、追い詰められた江田たちは凸やん殺害を決意。毒殺、轢殺、あらゆる方法を駆使して殺害を試みるが、殺したハズなのになぜか凸やんは死なない!?ぞくっと笑えて、そしてなんだか心にしみる。友情と裏切りのハートボイルドミステリー。
7点!!超泣けるんですけど~(;△;)涙が止まんない。誰か、この映画観て、泣いた方いたら教えて下さい。浅野さん、凄いイイ!!今まで彼の作品を観てなかったことが一瞬で後悔に変わりました。「もう、おしまい?」って!!(涙)過去の事件の罪の意識から、凸やん殺害を繰り返し、どんどん麻痺していく江田と岡本と、罪と友情の力を問う凸やん。永遠に噛み合わないかと思えた3人の同級生の友情がカチッと一箇所に納まった時、良かったね、を通り越して胸がいっぱいになっちゃいました。途中から、ホラーかと思えるストーリー展開や、アニメの入れ方、主題歌も◎!!一度ハマったら抜けられません(>_<)人間は、鈍くて、だけど強くてしぶとい生き物なのですネ。2009年公開。
「ハゲタカ」
大森南朋主演他。こんな国に、誰がした。―誰かが言った。人生の悲劇は2つしかない。ひとつは、金のない悲劇。もうひとつは、金のある悲劇。世の中は金だ。金が悲劇を生む―世界金融危機前夜に幕を開けた、天才ファンドマネージャー・鷲津政彦(大森南朋)と、謎の男“赤いハゲタカ”(玉山鉄二)率いる中国系巨大ファンドによる壮絶な買収戦争。「日本が買い叩かれる」という未曽有の危機に、鷲津にどう立ち向かうのか?“ハゲタカ”VS“赤いハゲタカ”の壮絶なマネー戦争が今始まる!
3点!!胃が痛くなるほどに、つまんな過ぎる~!!戦え日本のサラリーマン!オヤジは強いぞ!ってか。普段は、試写会にはあまりいない背筋を伸ばして観るスーツ姿のおじさんたちにも萎えました(コ゛メンネ)某局「プロジェクトX」にも似た、誇張した作りと、構成のダサさ、大袈裟過ぎる音楽。青いビーチにサングラスのまぢオヤジとかありえないでしょ~(コ゛メンネ)TVシリーズの続編らしいですが、リモコンがあったら間違いなく、クライマックス前にポチッと消して忘れ去ってましたね(-"-;爆)今の日本経済に斬り込むってテーマは良いのに、大失敗です。それに何も、あそこまで悪役俳優揃えなくても(爆)個人的にキャスティングが全員嫌でした(爆)何で観たんだろう?2009年公開。
「重力ピエロ」
加瀬亮、岡田将生主演他。謎の連続放火事件、残された謎のグラフィティアート。落書きと遺伝子暗号の奇妙なリンク。すべての謎が解けたとき、24年前から今へと繋がる家族の過去が明らかになる。「正義」とは何か、そして「家族」とは―溢れくる未知の感動に涙する愛と衝撃のミステリー。
10点!!原作は、淡々と綴られていて、退屈に近いのですが、見事に映像化したなって思いました。小日向さん(父)、加瀬くん(兄・和泉)、岡田くん(弟・春)が、見事にハマってます。特に岡田くん演じる春は、かなり難しい役なのに、お見事です。岡田くんは、この作品で、一皮剥けたと思います。家族の絆に、泣いたのって、初めてかも知れません。夫婦の愛が、家族愛となり、絆となる。そんな、ごく自然な事に改めて気付かされたし、もう本当、心で泣きました。先は読めるので、ミステリー点はかなり低いですが、それを抜きにしても素晴らしい作品です。最強の家族。良いですね(^-^)ちなみに、試写会ゲストは、大沢あかねちゃん。登壇時にどよめきが起こって、「そんなに人気あるんだ!」って驚きました(笑)2009年公開。
「セブンティーン・アゲイン」
ザック・エフロン主演。人生で一番キラキラしていた17歳のあの決断、間違ってなかった?バスケ部のスター、ハイスクールダンス。そして学校で一番カワイイ彼女。誰よりも、キラキラしていた17歳のマイク(ザック・エフロン)ーでも、それは過去のこと。現在37歳のマイクは、妻には離婚を迫られ、娘と息子からは相手にされず、仕事もうまくいかない。マイクは思う。「もしも17歳に戻れたら・・・」、と。そして奇跡は突然訪れた。マイクの望みは叶い、もう1度17歳の身体を手に入れることに!マイクは子供たちの通う学校で、最高のハイスクールライフをやり直そうとするがー。
7点!!ザックが可愛過ぎる!!o(*>▽<*)o可愛いザックの魅力満載のプロモーション映画です♪内容も、コメディタッチで、テンポも良く、笑えるし、ハートフルな気持ちになれて良いです(^-^)vでも、やっぱり、ザックの可愛さがなかったら、魅力半減で、お金払っては観ないかなぁ(^^;)若返り方とか、安直だし。でもザックが、将来あんなオジサンになっちゃうなんてイヤ~(>_<)あんな2度目のプロポーズはされたいですけどね(*>▽<*)カッコ良かったテ゛ス♪♪2009年公開。
「スラムドッグ$ミリオネア」
デーヴ・パテル主演。巨額の賞金が懸かった人気クイズ番組に出場したスラム街出身の少年ジャマール(デーヴ・パテル)が、周囲の予想に反して正解を連発。いまだかって医者も弁護士も、ここまで勝ち残ったことはない。あと1問を残したところで不正を疑われて警察に拘束されてしまう。学校にも行った事がないスラム育ちのジャマール。一体、彼はどうやって全ての答えを知りえたのか?過激なまでに貧困と富が混在するインド・ムンバイを疾走しながら、<望まなくとも答えをしることになる>少年の過酷な人生と運命が、クイズの答えへとつながっていく。そして、一問正解するごとに近付いていく、彼がクイズに参加した本当の“目的”とは・・・。
7点!!音楽が、斬新で、迫力もあって、すごく良かったです。実際の撮影エピソードと、ストーリーを重ねてしまい、スラムで育った子どもの境遇を垣間見た気がしました。サリーム(マドゥル・ミッタル)、ジャマール、ラティカ(フリーダ・ピント)、3人の運命と生き様に惹き込まれました。ミリオネアの舞台と、警察と、そしてジャマール自身によって語られる過去がリンクしたストーリー展開、ミリオネアの問題、初恋を貫こうとする想い、すべて良かったです。ラストの感動が高まっていたところで、エンドロールに切り替わってしまったので、キスシーンをロングで観せて欲しかったです。何にせよ、良く出来た映画!デートにお薦めです(^-^)vしかし、インドのグロいシーンはどうにか出来ないものか{{(+_+)}}気分が悪い~↓↓↓2009年公開。
「ビバリーヒルズ チワワ」
ビバリーヒルズの大豪邸に暮らし、ダイヤのネックレスにブランド物のファッションに身を包んだ“スーパーセレブ犬”、チワワのクロエ。なんとその彼女が旅先のメキシコで行方不明になり、“ノラ犬”になってしまった!分厚いステーキに、プールサイドでの日光浴&エステ三昧というゴージャスな生活から一転、エサを探して街をさまよい、ベンチの下で野宿する“ノラ犬生活”へ・・・。世間知らずでプライドの高いクロエは、このアリエナイ状況からサバイバルできるのだろうか!?
7点!!ディズニーに新たなわんちゃん物語の誕生です!ディズニーお得意のダンスシーンはなかったけど、ラテンのリズム感たっぷりで、最後までノリノリ(死語?)でしたo(^o^)oテンポも、とても良くて、笑いあり、ラストは感涙、そしてまた笑いありで、面白かったです(*^_^*)チワワは、あまり好きな犬種じゃないんですけど、可愛く思えちゃいました♪子ども向けの映画ですが、大人が観ても楽しめます。あと、出てる犬種が、ハンパないです!(*'o'*)2009年公開。
「GOEMON」
江口洋介主演。大沢たかお、広末涼子出演他。混沌とした戦国の世を自在に駆け抜けた伝説の大泥棒、石川五右衛門(江口洋介)。民衆のヒーローとして熱狂的に愛される五右衛門は、ある夜、豪商の蔵から金銀財宝とともに南蛮渡米の箱を何気なく盗み出す。しかしその箱には、やがて彼の運命を、そして歴史を大きく変えていく信長暗殺の裏の真相が隠されたいたのだ。真実が暴かれた時、時代の覇権と自由を巡る壮絶な戦いが始まる!驚愕の映像美で紡ぐ絢爛豪華な戦国絵巻!
5点!!これ、泣けなかったら駄目でしょ~(-"-;)泣けないし(爆)紀里谷監督の作品を観るのは、2作目ですが、彼は映像クリエーターの域から出ることはないのでしょうか('~`;)あと10作撮って、何も変わらなかったら、彼は、映画人としては×だと思います。洋中織り混ぜて、随所で、日本時代劇の世界から飛び出すなら、それに見合うだけの高レベルな内容を期待せざる得ません。でないと、気持ち悪い違和感だけが残ります。目指す所だけ高くて、実力が伴っていない見本みたいな。観ていて、痛々しいです。あと、ゴリ、下手過ぎ。ジャマ。史実の線への繋げ方と、ラストのどんでん返しは見事でした。でも、気持ち悪~い、歯痒さが残りました(-_-;)|||2009年公開。
「ヤッターマン」
櫻井翔主演他。舞台は現代の地球のどこか。今日もヤッターマン1号=高田ガン(櫻井翔)と2号=上成愛(福田沙紀)は、“泥棒の神様”を自負するドクロベェと名乗る謎の人物が探している伝説の聖石で、4つ集めると奇跡が起きるという“ドクロストーン”を巡り、“奴ら”と闘っていた。奴らとは、インチキ商売で活動資金をボロ稼ぎする三悪党ドロンボーの一味で、美人リーダーのドロンジョ(深田恭子)とメカ開発担当のボヤッキー(生瀬勝久)、力仕事担当のトンズラー(ケンドーコバヤシ)の3人!いち早く地球の危機を察知したヤッターマンは、ドロンボー一味の計画を阻止し、地球を救うために立ち上がった―。話題のエンターテイメント超大作。
6点!!エンドロールだけで、充分ヤッターマン堪能出来ます!ってくらい、嵐の主題歌と映像がピッタリ合っていて、躍動感と迫力あるものに仕上がってます(*^_^*)やっぱり日本のアニメって凄い!子ども向けなんだけど、大人になってから観ると、また違った深いメッセージが込められてるところとか。深いです!映像がとにかく完璧!おもちゃ箱をひっくり返したようなヤッターマンの世界を完全に再現していると思います。主演の桜井くん始め、出演者たちがファニーフェイス&ヴォイスなところも、アニメの世界から飛び出たみたいで、違和感ゼロでした(^-^)vお金を払って観る程でもないけど、この迫力を楽しむには、大画面じゃないと意味ないです☆2009年公開。
「おっぱいバレー」
綾瀬はるか主演。1979年、北九州。赴任早々、中学の弱小男子バレー部顧問になった新任教師・美香子(綾瀬はるか)は、やる気ゼロの部員たちに“試合に勝ったらおっぱいを見せる”というあり得ない約束をさせられてしまう。そんな“おっぱいの約束”に戸惑う美香子先生をよそに、部員たちはおっぱいが見たい一心でがむしゃらに練習に打ち込み、別人のように強くなっていく。大ピンチを迎えた美香子先生の運命は!?かわいらしい下心をパワーに繰り広げられる青春に、笑って泣いて、じんわり胸が熱くなる。いつの時代も変わらない、普遍性と感動に満ちた青春エンタテイメント!
7点!!爽やかな春の風とともに、純度の高い青春映画「おっぱいバレー」がやってきました(^^)中学生、可愛い~良い映画でした~(*^▽^*)不純な動機ほど、純粋な強さはないと、確信させられました!70年代後半の北九州の町並みと、劇中歌も、とても良いです。恩師とのエピソードも、泣けます(;_;)綾瀬はるかが、女神に見えました(笑)若くて、綺麗で、清廉な、女の先生に、ぴったり◎彼女のコメディアンヌぶりも、相変わらず天才的です☆イヤらしさなんて微塵もない、若さと青春に拍手☆(*^o^*)2009年公開。
「ある公爵夫人の生涯」
キーラ・ナイトレイ主演。現在もなお世界中の人々に愛され続ける英国の故ダイアナ元妃。彼女の直系の祖先であり、同じように華やかでスキャンダラスな生涯を送った女性が200年前の英国にも実在した!18世紀後半、ジョージアナ・スペンサー(キーラ・ナイトレイ)は世界で最も裕福な公爵のひとり、デヴォンジャー公爵(レイフ・ファインズ)と17歳で結婚。輝くばかりの美貌に聡明さと情熱を兼ね備える彼女は、英国中から愛されていたが、ただひとり、後継ぎの男子を産む使命のみを求める公爵からは愛されず、苦悩の日々を過ごしていた。さらに公爵はジョージアナの親友エリザベス(ヘイレイ・アトウェル)と公然の愛人関係となり、邸宅で同居までさせてしまう。傷ついた彼女を支えたのは、次世代の英国政権を担うチャールズ・グレイ(ドミニク・クーパー)だった。彼に次第に心打たれたジョージアナは、決して許されぬ恋の道へと踏み込んでいく。しかし、やがてその関係が一大スキャンダルを巻き起こしていく・・・。
10点!!試写会ゲストは、山本モナさんでした。あからさまなスキャンダル繋がり(^^;)でも、彼女、好きです。知的で綺麗でサバサバしているところとか。映画は、なんと実話です。なんと!と言いたくなるようなセレブリティでスキャンダラスなジョージアナの人生。マリー・アントワネットとも交流があったという逸話や、故ダイアナ妃の直系だというところなど、折紙付きのプリンセス。人生もスキャンダラスというよりは、限り無くドラマティック、それでいて、あまりに悲劇だと思いました。本当に、偶然とはいえない故ダイアナ妃との似通った運命を、信じてしまいそうになります。英国中に愛され、羨望の的だったジョージアナは、彼女の人生さえも、大衆にとって憧れだったのでしょうか?だとしたら、幸福とは何だろう?と。自分の幸せは、自分にしか解らないものだなと痛感しました。初めは、すれ違いだったとしても、思いやりが無さ過ぎる夫デヴォンシャー公爵。ジワジワと悲しみが募っていき、後半はもう号泣でした。それでもジョージアナが慕われ、輝いてみえたのは、きっと、彼女が気丈な強さと大きな愛も持った女性だったからなんだろうなと、想像することしか出来ず(;_;)キーラ・ナイトレイは、抜群に演技が上手くなっていました(^^)女性には、是非お薦めです。2009年公開。
「トワイライト -初恋-」
ロバート・パティンソン、クリスティン・スチュワート主演他。転校してきた町の生活にとけ込めない地味な少女ベラ(クリスティン・スチュワート)は、特別な雰囲気を持った美男子エドワード(ロバート・パティンソン)と出会う。ベラの特別な香りに引き寄せられるエドワードと、完璧すぎる容姿と甘い言葉の虜になるベラ。エドワードの正体がヴァンパイアであると知ったベラを揺り動かしたのは、恐怖ではなく、張り裂けそうな恋心。やがて激しく惹かれ合う二人。超えてはいけない人間とヴァンパイアの壁と、コントロールできない激しい感情。キスさえ命取りになりかねないこの禁断の初恋の行方は・・・?
8点!!原作の大ファンなので、待ちに待った映画化です♪原作に忠実&満足出来る度は、8割。でも、映像化は難しい作品だし、ファンも多いので、ここまで作り上げたら合格点だと思います◎アクションシーンは、やっぱり凄い迫力だし、ダイナミックなので、続きも絶対、大画面で観たいです♪個人的には、ベラのイメージがぴったり(^-^)v17歳という若い年齢の本格ラブストーリー、ヴァンパイア、こういう作品は珍しいと思うで、是非お勧めですd(^-^)2009年公開。
「レッドクリフ Part Ⅱ」
トニー・レオン、金城武出演他。驚異的な大ヒットを記録した「レッドクリフ」の完結編、いよいよ登場!80万の大軍を率いた曹操軍に立ちち向かうため、劉備軍と孫権軍5万が結束し、初戦を制した連合軍だったが、曹操軍2000隻の艦隊は、決戦の地・赤壁に迫っていた・・・。映画史に残る戦いを是非ご覧下さい。
8点!!前編解説付といえど、前編は観てから行った方が良いかと思います。だって、解説めっちゃ簡単&早いからw 戦シーンが長過ぎて完全に酔いました。「トロイ」級です(>_<)体調が良い時に観ることをお勧めします。気をつけて観てたつもりだけど、途中から誰が誰だかわからなり気味だったし(顔似てるんだもん(>_<))CGは圧巻でした!雲の動きとか水上戦とか、凄いです。歴史に残る名将たちが集結すると、戦ってこんなに面白いものになるんだと、魅入ってしまいましたo(^o^)oかなり長いですけど、その分エピソードはふんだんに織込まれているので、三国志ファンの方は必見です。ヴィッキー・チャオが可愛いです♪(^-^)v2009年公開。
「DRAGONBALL EVOLUTION」
亡き祖父の遺志を継ぎ、世界中に散らばる7つの“ドラゴンボール”を集める旅に出た、孫悟空(ジャスティン・チャットウィン)。その目的は、全て集めるとどんな願いも叶うというドラゴンボールを狙う、ピッコロ大魔王(ジェームズ・マースターズ)の世界征服の野望を阻止するためであった。旅の途中で、悟空はドラゴンレーダーを頼りにドラゴンボールを探すブルマ(エミー・ロッサム)と出会い、亀仙人(チョウ・ユンファ)の下で厳しい修行を積み、武術の腕に磨きをかける。やがて、武道家としても、人間としてもたくましく成長した悟空は、ブルマや亀仙人たちの助けを借りて、ピッコロ大魔王と人類の未来をかけた最後の闘いに挑むー。世界中の夢がついに実現!新たなDBワールドを体感せよ!
5点!!ワールドプレミアに行って来ました。エミー・ロッサムが、可愛かったです(*^_^*)あと、関めぐみちゃん、超キレイ☆*:・°私は、原作をきちんと読んだことがないので、「ここ違う!」みたいな微妙な歯痒さはなかったですが、随分アダルトなドラゴンボールだなぁっと思いました(笑)てゆうか、あれはドラゴンボールなの?(爆)世界感は、悟空というより、悟飯とビーデル期に近かったです。制作段階で、色々トラブルがあった事は聞いていましたが、出来なかったから1時間ちょいのまま公開しちゃった感出てます(>_<)誰かがYouTubeで作ったよ、みたいな(爆)でも、大画面じゃないとまぢYouTubeになっちゃって意味ないし、気になったままは嫌なので、とりあえず鑑賞済◎ってことで。続き・・・観なくていいかな(^^;)まぁ、別次元ということで。2009年公開。
「チェンジリング」
アンジェリーナ・ジョリー主演。1928年。ロサンゼルスの郊外で、9歳の息子・ウォルターと幸せな毎日を送る、シングル・マザーのクリスティン(アンジェリーナ・ジョリー)。だがある日突然、クリスティンの勤務中に、家で留守番をしていたウォルターが失踪。そして5か月後。警察から息子が発見されたとの朗報を聞き、クリスティンは念願の再会を果たす。だが、彼女の前に現れたのは、最愛のウォルターではなく、彼によく似た、見知らぬ少年だった―。どれだけ祈れば、あの子は帰ってくるの―?子どもを失った母親の苦しみと当時の警察の腐敗を描いた衝撃の実話!
10点!!すべての親に捧ぐ衝撃の実話!これが、ほとんど脚色などしていないというのだから驚きます。「世界仰天ニュース」を軽く飛び越えてしまった衝撃。非人道的で、辛過ぎます。同時に、こういう、どう考えてもありえないと思うことが、この時代は、アメリカだけではなく、日本なども同様に行われていたのではないかと思います。歴史を知る事は、人生を知ること、希望を見出だすことです。クリスティンの役は、きっと、どの女優さんでも熱望すると思うけど、アンジーの並ならぬ力強さと母親としてのパワーには、脱帽です。役というより彼女そのものでした。2009年公開。
「カフーを待ちわびて」
玉山鉄二主演他。「絵馬の言葉が本当なら、わたしをお嫁さんにしてください」ゆるやかに時間が流れる沖縄の小さな島。白浜から続く路地には時計の停まったような錆びれた雑貨屋。この店を営みながら、明青(玉山鉄二)は愛犬カフーとのんびりひとりで暮らしていた。このまま何も変わらないで。そう願う明青の心の片隅にあったほんの少しの本心といたずら心から、ある日、旅先の神社で絵馬に書いた言葉。そして、一通の手紙が舞い込んだー。“カフー”とは、「果報、よい知らせ」を意味する沖縄の古い言葉。五感を頼りにスクリーンに身をまかせれば、きっと「カフー」が心に染みる。スピリチュアルなほど純粋なラブストーリーの傑作。
5点!!待ちわびて待ちわびて~なスローストーリーです。シンプルで、王道なラブストーリーを、久しぶりに観ました。玉山くんの方言の下手さにはだだ萎えでしたが、マイコは透明感があって、沖縄の空気に溶け込む感じが良いです。きっかけの絵馬とか、島のネックレス、後半の運命的な展開が、綺麗で、好感を持てます。カフーにもうちょっと活躍してほしかったな(^^)2009年公開。
「ハイスクール ミュージカル/ザ・ムービー」
ザック・エフロン、ヴァネッサ・アン・ハジェンズ出演他。イースト高校のバスケ部のキャプテンで、校内で人気No.1のトロイ(ザック・エフロン)。数学と科学の天才で、天使の歌声を持つトロイのガールフレンド、ガブリエラ(ヴァネッサ・アン・ハジェンズ)。そして、いつも一緒に笑ったり、悩んだりしてきた仲間たち。卒業を目前に控え、それぞれの人生の岐路に立つ彼らは、かけがえのない思い出と未来への希望と不安を表現した、卒業記念ミュージカルを上演することに! だが、彼らの心はそれぞれの悩みに囚われ、二度と来ない“この瞬間”を見失いそうになっていた…。彼らは、かけがえのない青春の1ページを完全燃焼させることができるのか歌もダンスも感動も、全てがヒートアップした青春ミュージカル。
7点!!このまんまのキャストで、生のミュージカルで観たいです!若いからパワーも勢いもあるし、ダンスのキレが抜群に良くてカッコいい!!圧巻ですo(*^▽^*)o途中で拍手喝采しそうになりました。特にトロイとチャド(コービン・ブルー)のコンビは可愛い!超美形&超タイプ!5~10年後が楽しみですo(*^▽^*)o1、2シリーズを観ていなかったから、探り探りストーリーを掴まなければならなかったので、失敗したっ(>_<)と思いました。1、2シリーズ観なきゃ!!2009年公開。
「罪とか罰とか」
成海璃子主演他。アヤメ(成海璃子)は売れないグラビアアイドル。久々に登場した雑誌には、天地逆さまで印刷されていた。コンビニで立ち読みしてたアヤメは、ショックで思わず万引きしてしまう。しかしあっけなく警察に捕まってしまうのだが、そこに“一日署長”の話が舞い込んでくる。見越婆警察署では元カレ(永山絢斗)と運命の再会に有頂天のアヤメだったが、濃いキャラの副署長や部下たちにドン引き・・・。トドメにコンビニ強盗事件が発生!!どうするアヤメ!?たたみかけるような奇想天外なストーリーと、連打される高純度の笑いが満載の傑作コメディ!!
7点!!舞台挨拶で、成海璃子ちゃんキャスト陣となぜかオードリーが来ました。それでちょっと豪華でした♪映画は、ブラックな笑いの連続でおかしかったけど、どうせやるなら主役のカップルも、もっとおかしくしちゃっていいと思います。アヤメの表情を、もう少し豊かにした方が面白くなる気がします。まだまだ良くなる要素がたくさんある映画なので、今後の監督サンに期待。意味不明さをツッコませずに、素直に笑えるところが良かったです。2009年公開。
「フェイク シティ ある男のルール」
キアヌ・リーブス主演。目覚めた瞬間から片時も銃を離さず、亡き妻のぬくもりを振り払い、現場に向かう前にはウォッカのミニボトルをあおる。そして犯人に容赦なく向ける銃口。信じるもののためには手段は選ばない―それがこの男のルール。善と悪が交錯するフェイクシティーこの街は罪を犯している。裏切られたと知ったとき、男は一線を超えた・・・。
5点!!クール一徹トム・ラドロー(キアヌ・リーブス)。正義のみに突き進んだつもりが、悪がその倍に増えているフェイクシティに戸惑いながらも、また進む、という感じですか(´~`)クライム系の話は、よく観て熟考しないとわからなくなる割に、オチがつまらないので、あまり好きではないです。もっと一捻り二捻りしましょうよ┐('~`;)┌今作もしかり。日本ではヒットしずらいのではないかと思います。上映時間が短いのが救いです。2009年公開。
「オーストラリア」
ニコール・キッドマン主演。ヒュー・ジャックマン出演他。第二次世界大戦を目前に控えたオーストラリア。夫を訪ねて、ロンドンからはるばるやってきた英国貴族レディ、サラ・アシュレイ(ニコール・キッドマン)は、ようやく到着した夫の領地で、彼が何者かに殺されていたことを知る。そんなサラには、抵当に入れられた広大な牧場と1,500頭の牛が残されていた。だが、夫から相続した土地と財産を守るためには、現地で出会った野性的なカウボーイ、ドローヴァー(ヒュー・ジャックマン)と手を組み、牛を引き連れて、美しくも過酷な土地を9,000kmも横断しなければならなかった…。ミステリアスで想像もつかないスケールを見せるオーストラリアを感じる世紀のエピック・アドベンチャー・ロマンス!
7点!!長い!!壮大過ぎる歴史スペクタクル!アドベンチャーと情熱的な愛で、物語はハッピーエンドかと思ったら、第2幕へ突入。世界大戦に巻き込まれてゆくオーストラリアと、アボリジニと、サラとドローヴァーの葛藤そして愛みたいな。アボリジニの呪いとか魔法とかも入ってて、ふんだんに盛り込み過ぎた結果の2時間40分という感じです。ヒューは相変わらずセクシー過ぎ。ヒューの白タキシードとはにかみ笑顔だけで、この映画は右肩上がりです↑↑↑o(*^▽^*)o二コールも相変わらず完璧です。ナラ役の少年(ブランドン・ウォルターズ)も可愛いです。2009年公開。
「余命」
松雪泰子主演他。ひとつのからだ、ふたつのいのち。愛はどちらを選ぶのだろう。38歳の外科医・滴(松雪泰子)が結婚10年目にして妊娠した。待望の赤ちゃんを授かり、夫・良介(椎名桔平)と喜び合う。しかしその直後、結婚前に患った乳がんが再発する。子供をあきらめ治療に専念するか、がんの進行を早めることになっても子供を産むか。病を知り尽くした滴に苦渋の決断が迫られるー。
5点!!人間はエゴの塊です。でも、だからこそ、強くなったり、守ったり、何かを生み出したりする、そして、儚げで美しいのだと思います。滴は、過去の癌経験から、幸せが訪れても、いつかきっと崩れる、自分には永遠の幸せは訪れないと、どこかで、いつも悲しみの中にいる女性です。そこが、私と似ていてすごく理解りました。滴は、孤独や悲しみを一番理解っているのに、自らを追い込んで、そうした生き方でしか幸せを探すことが出来なくて、観ていて心が痛くなりました。でも、良介にすべてを託し、それを受け入れた彼との関係は、深い夫婦の愛を感じました。松雪泰子さんは、演技がかなり上手くなっていて、消えゆく命の微かな光、光を繋げようとする強さを見事に表現していて、滴の生き方には共感出来ないけど、彼女の演技は心に響きました。2009年公開。
「少年メリケンサック」
宮崎あおい主演他。メイプルレコードの新人発掘部に勤務する、契約切れ目前のOL・かんな(宮崎あおい)。何の成果も出せずに、ひたすら社長の時田(ユースケ・サンタマリア)とヤケ酒をあびる日々を過ごしてきたこの2年間…。そんなかんなに千載一遇のチャンスが舞い込む。ある動画サイトで、これ以上ない野蛮で、凶暴なパンクバンド<少年メリケンサック>を発見したのだ! 契約延長との引換えに、彼らの全国ツアー敢行を命じられたかんな。半裸にモヒカン、眉なしパンチ、協調性ゼロのメンバーたちを引き連れ、果たしてかんなは無事にツアーを乗り切ることができるのか!?
5点!!めちゃくちゃな映画!!(笑)って思いました。ちょっと魂抜かれた(~ρ~)私もパンクは苦手です。正直、パンクとヘビメタの違いもわかりません(格好の違いはなんとなくわかる)だったら「デトロイト~」の方が好きかなぁ。だって、ダメバンドが、かんなと出会って、成長していく話ならわかるけど、成長しないってどうよ?(爆)テンション微妙だし、ガミガミうるさいし、ベタだしヽ(o`Д´o)ノ ラストももう一捻り欲しいです。出来上がってるけど、ハズしちゃってる痛笑な作品です。私は、ゆるい笑いが好きなので、今回はお腹いっぱい食み出てます。宮崎あおいじゃなかったら、観てないです。残念ながら。クドカン次作がんばれー~ヽ('ー`)ノ~2009年公開。
「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」
ブラッド・ピット主演他。「私は奇妙な身の上に生まれた。」それは、80歳で生まれ、年を取るごとに若返っていく数奇な運命を生きた男の物語。普通の人々と同じく彼にも時の流れを止める事はできない。ニューオーリンズを舞台に1918年の第一次世界大戦から21世紀に至るまでの、ベンジャミン(ブラッド・ピット)の誰とも違う人生の奇跡を描く―。
9点!!エンドロールで、涙が溢れて止まらなくなりました。素晴らしいラスト!素晴らしい人生!私は、カフカの「変身」とか、この作品とか、奇妙だけど人生を問う話が好きです。その中でも、ベンジャミンの人生は、切ないけれど、喜びに満ちた一瞬一瞬の輝きに溢れている人生です。作品自体も、とても丁寧な描写で、しっかり一冊の分厚い本を読み終えた気分です。映画も、人生も、こんな素晴らしいものはないと思わせてくれる作品です。中だるみはしていませんが、尺が長いのが少し気になるとの、プラピの演技力で-1点(>_<)もったいないっ(>_<)2009年公開。
「BABY BABY BABY!」
観月ありさ主演。大ヒットTVドラマシリーズ「ナースのお仕事」のキャスト&スタッフが贈る、明るく楽しい出産エンターテイメント!!
5点!!「ナースのお仕事」のキャスティグなので、おチャラけた話かと思っていましたが、意外とそうでもなかったです。でも、始めに「現代女性の出生率の低下」を指摘しているのに、キャリアウーマンの陽子(観月ありさ)が出産を決めて前向きに進む中の過程がおざなりにされ過ぎていると思いました。陽子はお金も持っていて、出産過程の苦労はほとんど描かれていないです。これは、ただの楽しい出産エッセイです。仮に、この作品を観て、出産に乗り気になっちゃったりしたら、確実に裏切られた!と思うはず(笑)それにしても、疲れる映画でした~(>_<)出産シーンが半端なく長いので、力む気がないのに、一緒に力入って疲れること確実です。内容は、ないです。あえて描かれているとしたら、未だに社会は女性の出産に協力的ではないこと?2009年公開。
「誰も守ってくれない」
佐藤浩市、志田未来主演他。俺に人を守れるのかーあなただけは信じてる。<容疑者の妹>(志田未来)と<彼女を守る刑事>(佐藤浩市)を容赦なく糾弾するマスコミやネットの掲示板。逃げ場を失う二人は、反発しながらも、次第に傷ついた心と心を通わせていく・・・。非情な社会の<今>を浮き彫りにし、そんな社会の中で生きていく<希望>を描く社会派ヒューマンエンターテイメント。
10点!!この作品では、加害者とその家族がひとつ、被害者とその家族がふたつ、佐藤浩市演じる刑事・勝浦の家族と、4つの家族が描かれています。そのすべてから、“守る”ということは、“生きる”ことだと、強く伝えている作品です。松田隆平さん、柳葉敏郎さんなど、脇を固める俳優陣も、とてもどっしりとした演技を魅せてくれて、心打たれました。観る前は、東野さんの「手紙」と比べるような作品かな?と思っていましたが、ジャンルが違いました。罪を背負うとか、被害者、加害者を超えて、「生きる」がテーマです。「容疑者家族の保護」という今までになかった題材からして、一見の価値ありだと思っていましたが、これは、今年を代表する秀作です。リベラの主題歌も◎。2009年公開。
「ハルフウェイ」
北乃きい、岡田将生主演。岩井俊二×小林武史の最強タッグで贈る北川悦吏子初監督作品。ヒロ(北乃きい)は、学校中の女子の憧れ・シュウ(岡田将生)にひそかに想いをよせていた。ある日、そのシュウから付き合ってくれと突然の告白。が、間もなく卒業を迎える2人。地元の大学に進むヒロに、シュウは東京の大学を志望していることを言い出せない。シュウの進路希望を知ったヒロは、「東京に行くのにあたしにコクってどういうつもり?」とシュウに詰め寄るのだが・・・。
5点!!岩井色を求めて観た方は、がっかりする作品です(私)。北川監督は、ほぼ完成されているといってもいい方だなというのと、彼女の世界を押し徹した感があるました。コラボの意味ないぢゃん、がっかり(-"-;)私は、昔の北川作品は好きです。でも、近年の作品(「ロンバケ」以降。)は、キャラクターがだだカブりで、設定が違うだけなものは多いので、好きではありません。ヒロとシュウも、下手すると、キムタクと松たか子に見えてしまうくらい、だだカブりでした。ヒロのやるせない気持ちの苛立ちと、私の苛立ちとが、同時進行でした(爆)きいちゃんの、強気で茶目っ気のある小悪魔ヒロインは、最年少で、可愛かったですが。映画では、同じものを求めてませんので、ドラマの世界にいて下さい、と思いました(辛)2009年公開。
「マンマ・ミーア!」
メリル・ストリープ主演他。ギリシャの小島を舞台に、20歳のソフィ(アマンダ・セイフライド)の結婚式前日から24時間を描いた物語。小さなリゾート・ホテルを営むシングル・マザーのドナ(メリル・ストリープ)と2人暮らしで、父親を知らずに育ったソフィ。“パパと一緒にヴァージン・ロードを歩きたい”ー挙式を控えて、父親探しを思い立ったソフィは、内緒でドナの日記を読み、父親の可能性のある昔の恋人3人に招待状を出すが・・・。
7点!!歌と勢いで乗り切った感じが、観てて疲れました(´~`)でも、基本、ミュージカルは好きだし、ABBAも懐かしいし、まぁまぁかなぁと思いました。母娘愛が良かったです。何より、ピアース・ブロスナンとコリン・ファースみたいな渋いオシ゛サマがハ゜ハ゜かも知れないなんて素敵過ぎる!ト゛キト゛キしちゃう!(笑)恋人でもいいくらいなのに!(笑)対して、ドナ三人衆が妖怪に観えました(爆)歌は、やっぱりメリルが断トツに上手いけど、あのメークはヒド過ぎるんじゃない!?あとメリル、もうちょっと痩せて欲しかったです(>_<)ラストが、かなり意表ついてきて笑えるので、最後まで席を立たないように☆2009年公開。
「感染列島」
妻夫木聡主演他。救命救急医・松岡剛(妻夫木聡)の元に一人の急患が運び込まれてきた。それは、高熱に痙攣、吐血、全身感染とも言える多臓器不全など、人類がいまだかつて遭遇したことのない感染症状であった。戦場と化した病院で従事する松岡らの元に、WHOからメディカルオフィサーの小林栄子(檀れい)が派遣されてきた。もし、このウイルスが国内で感染爆発してしまったら、3か月以内に交通網や都市機能が停止し、わずか半年で感染者は数千万にものぼるという、恐るべき事態が予想されたー。人類は、未曾有の感染パニックに終止符を打つことができるのか!?新型感染症に立ち向かう人々を描いたリアル・サスペンス。
9点!!ウイルスパニック映画としては、かなり現実味があり、実際ありえそうな内容が怖かったです。今、風邪で咳してて、外にいる自分が、申し訳なくなる映画でした(爆)そして、自分はこのまま死ぬんじゃないかと思い・・・(爆)歴史的にみても、ウイルス感染による大量死というのは、少なくない数で発生しているし、本当に警告というか、見近な恐怖を感じました。とはいっても、うがい+手洗いの徹底しか私には出来ないので、怯えるだけですが(>_<)怖いょ~(>_<)主演ふたりの演技は微妙でした('~`;)設定は良かったです。タイトルは、バンデミックに変えた方が良いと思います。2009年公開。
「ヘルボーイ ゴールデン・アーミー」
葉巻と猫とチョコバーを愛する皮肉屋のスーパー・ヒーローが帰って来た。前作から4年、思いを寄せていたリズ(セルマ・ブレマ)との新生活を始めたヘルボーイ(ロン・パールマン)に新たな危機が到来する。今回の敵は魔界の王子。彼は伝説の最強軍団「ゴールデン・アーミー」を復活させ、地球を汚した人類たち宣戦布告する。ヘルボーイはエイブ(ダグ・ジョーンズ)、リズらとともに、人類の未来を守るために立ち上がる!
7点!!前作とは比べものにならないくらいグレードアップした映像&ストーリー&キャラクター!人間になりたかった“地獄の落し子”=ヘルボーイ。短気だけど、優しくて、男気溢れる彼のキャラクターが、私は大好きですo(*^▽^*)o新入りクラウス(ジョン・アレクサンダー)が加わったことで、チームのバランスが、とても良くなったと思いますo(*^▽^*)oヘルボーイとエイブが愛する人を思って、酔い歌うシーンとか、大好きです♪異色でダーク、珍しいアメコミだけど、愛すべきキャラクターたちに絶対ハマること請け合いなし!!早く、ヘルパパが活躍する続編を観たいですo(*^▽^*)o2009年公開。
「クローズZERO Ⅱ」
小栗旬主演他。不良学生たちの巣窟・鈴蘭男子高校制覇を狙いリンダマン(深水元基)との頂上決戦に敗れた源治(小栗旬)は、まだ全校を統一できずにいた。そんなとき、かつてし烈な抗争を繰り返していた鳳仙学園との停戦協定が破られてしまう。鳴海大我(金子ノブアキ)率いる鳳仙学園の猛者たちが攻勢をかけてくる中、鈴蘭高校はかつてない危機を迎える・・・。映画「クローズ」第Ⅱ章完結編。
6点!!はわー、ストーリーは全然ないけど、笑顔いっぱいイケメンパラダイスなんかより、全然面白かった~(^^)役者さんひとりひとりが放つ気合いとオーラが凄いので、何もないのにずっと画面に釘づけになってしまうんですよね。殴り合いの隙間にみせるふっとした表情の色気が凄いですし♪源治と伊崎(高岡蒼甫)の関係が好きです。クローズに関してだけいえば、やべきょうすけさんと、山田くんと高岡くんがめちゃめちゃドハマりで格好良いです(>▽<)ちょっと、鳳仙学園の喧嘩のシーンが長すぎるけど、Ⅰと勢い変わらずに、Ⅱも面白い数少ない作品です。2009年公開。
「あなたは私のムコになる」
サンドラ・ブロック主演他。ビザの申請を怠り、国外退去を命じられた出版社の編集長のマーガレット(サンドラ・ブロック)は、とっさにアシスタントのアンドリュー(ライアン・レイノルズ)との結婚を宣言するが・・・。「幸せになるための27のドレス」のアン・フィッシャー監督が手掛ける大人のためのロマンティック・ラブコメディ。
7点!!B級ラブロマンスなのだけど、ちゃんとB級の面白さを、最大限に引き出している作品だと思います(^^)冒頭から、サンドラ・ブロックの鬼上司ぶりが、短時間ですごく伝わってくる描写になっていますし、アンドリューにしても、幾ら最低な女だからといって、女性に日本でいう土下座レベルの事を公衆の面前でさせるなんてサイテー(笑)です。変にどちらに感情移入しなくて、笑って観る事が出来ました。いきなり、アラスカに行くことになってしまう展開も、そこからのマーガレットの痛いアラフォー女子ぶりも、田舎あるあるも、アラスカの壮大な大自然と共に、とてもコミカルに描かれていて、笑って面白く観る事出来ました。中盤になっても、中々二人の距離が縮まらなくて、微妙な距離を保ったままなのが、「すごく気まずいけれど、すごくドキドキする」のが、伝わってきて、良かったです。後半は、予想通りの展開にはなるけれど、そこでも田舎あるあるなど、二人の台詞のやりとりなども可笑しくて、ツンデレマーガレットが可愛くて、何ていうか、強いイメージのサンドラにぴったりのキャラクターでした(^^;)マーガレットが、16歳からずっと一人で、タトゥーを入れるほど孤独でという背景も、一瞬しんみりさせるけど、サラリと描いて、全体的には、とてもライトだったので、何も考えずに観れてお得な感じのラブコメディでお勧めです。2009年公開。
「おとうと」
吉永小百合主演他。東京郊外のとある商店街で薬局を営む吟子(吉永小百合)は、夫を早くに亡くし、女手ひとつで娘の小春(蒼井優)を育てていた。ある日、エリート医師との結婚が決まった小春の結婚式に吟子の弟・鉄郎(笑福亭鶴瓶)が突然現れ、泥酔して披露宴を台無しにしてしまう。親族に責められる鉄郎をかばう吟子だったが、鉄郎の恋人だと名乗る女が借金返済を求めて吟子の薬局に現れ・・・。しっかり者の姉と問題ばかりを起こしてきた愚かな弟が繰り広げる再会と別れを、笑いと涙を織り交ぜ切なくも感動的に贈る家族ドラマ。
5点!!山田洋次監督の作品過ぎて、言葉遣いが気になって、物語に集中出来ませんでした。昔の話ならいいですけど、現代ですよね、これ(>_<) 吟子と小春の親子も、「私たちは何も悪いところはありません。」みたいな立ち位置で、共感出来なかったです。鉄郎の結婚式での振る舞いは、酷いとは思うけど、有り得る範ちゅうの事だったし、お酒飲むの止めなかったのは、吟子たちだし、それも原因で離婚って・・・少なくとも、大抵の世の夫婦の離婚原因はどちらか一方だけにあるということはないと思います。吟子も小春も、大切な人と、上手くいってる時はいいですけど、上手くいかなくなった時、ぶつかり合うのを避けてきた結果なのじゃないかなと思いました。吟子と鉄郎がぶつかった時、肝心の一言は、周囲の誰かに言わせて、自分は黙って被害者ですみたいな態度が、男性からしたら健気になるのかも知れませんけど(山田監督の世界観では。)、女性から見たら、「うわぁ、この女。」って思っちゃいました(爆)家族や友人、大切な人とは、上手くいかなくても、大切で好きなら、生きてるうちにたくさんぶつかり合って、一緒にいないと後悔するぞと教訓になる話でした。2009年公開。
「水曜日のエミリア」
ナタリー・ポートマン主演他。ニューヨークで新人弁護士として働くエミリア(ナタリー・ポートマン)は事務所の上司ジャックと恋に落ちる。妻子のいるジャック(スコット・コーエン)だったが、やがてエミリアは彼の子どもを妊娠、ジャックの離婚によって晴れて結婚にこぎ着け、幸せを手にしたかに思われた。しかし、幸せの象徴だった赤ちゃんは、生まれてわずか3日で突然死してしまう。悲しみに暮れるエミリアは、前妻との間を行き来するジャックの連れ子ウィリアム(チャーリー・ターハン)とも上手く関係を結べず、次第に追い詰められていく。生まれたばかりの我が子を失い、悲しみから立ち直れないヒロインの揺れる心模様を等身大に綴ったヒューマン・ドラマ。
6点!!「君は自分の家族に厳しい。」、この台詞がグサッと心に刺さる作品でした。真面目で頑張り屋で、頑張ってるのに、上手くいかないエミリア。彼女の言葉や態度だけ見ると、10代?かと思うくらい純粋で子供っぽくて、器用に生きる事が出来ない類の女性だということがわかります。エミリアが継子との関係とか、自分の家族、そして新しく出来た家族との関係を通して、七転び八起きな感じで、少しずつ前に進もうとしている物語としては、良かったのですが、何せエミリアの周りの人物が酷過ぎて(>_<)夫のジャックの無責任さには呆れるし(男ってあんなもんなの?)、元妻のヒステリックさも酷いし、エミリアだけじゃなくて、皆が皆情緒不安定な感じです。(類友?)エミリアが、ここまで自分を追い詰めてしまっている理由は、後々わかりますが・・・自分を認めて自分を幸せに出来ない人間は、周囲を幸せにする事も出来ないんだよっていう映画なのかなと、私の心にグサッと刺さりました。2009年公開。
「くもりときどきミートボール」
フリント・ロックウッドの夢は偉大な発明家になること!しかし、発明は失敗続きで、みんなに迷惑をかけてばかり・・・。そんな彼の住む港町では、海で取れるイワシが主食の毎日。イワシ料理にウンザリしていた町のみんあんおた、フリントは、<食べ物マシーン>を発明する。だが、マシーンをみんなに披露しようとしたとき、マシーンは暴走して空へ飛んで行ってしまう。また失敗かと思われたが、町に近づいた雨雲から降ってきたのは、なんと大量のチーズバーガーだった!町のみんなは大喜びで、フリントは一躍ヒーローに。しかし、町の誰もが気づいていなかった。空から降ってくる食べ物が、日々、巨大化していることに・・・。
6点!!笑顔も凍る食べ物飽食地獄、恐ろしかったです(>_<)序盤の、通常サイズの食べ物がどんどん落ちてきてハッピーというシーンでさえ、道路にグシャって落ち続けるチーズバーガーに恐怖を覚えました。ああ、勿体無さ過ぎるって。たぶん、食べ物がたくさん降ってきて楽しいっていう映画だと思うんですけど、全然そう思えないんです。好き嫌いが分かれそうだと思いました。主人公の、フリントが、のび太くんをもっと情けなくした感じで、応援したいと思えなかったのも、いけなかった原因かもしれません。しかし、映像は、とても綺麗で斬新で、クライマックスにかけてのドタバタに次ぐドタバタなストーリー展開と迫力ある映像(3Dで観たらスゴそう。)に、おなかいっぱいでした。これ、続編もあるようですが、この調子で繰り返すんだろうなぁ~あまり観たいと思えません(--;)あの大惨事の後の食べ物を、冷凍して発展途上国に寄付するとか、何かに有効活用するとか、フォローがあれば、良かったと思います。2009年公開。
「母なる証明」
ウォンビン、キム・ヘジャ主演他。永遠に失われることのない母と子の絆。すべての“謎”の先に、“人間の真実”が明かされる―漢方薬店で働きながら一人息子のトジュン(ウォンビン)を育て上げた母(キム・ヘジャ)。二人は貧しいながらも、母ひとり子ひとりで懸命に生きてきた。ある日、二人が住む静かな街で凄惨な殺人事件が起きる。一人の女子高生が無惨な姿で発見されたのだ。事件の第一容疑者として、トジュンの身柄が拘束された。彼の無実を証明するものは何もない中、事件の解決を急ぎ警察は形ばかりの捜査を行い、トジュンの逮捕に踏み切ろうと画策する。一方、弁護人はやる気もなく、有罪判決は避けられないように見えた。無実を信じる母親はついに自ら立ち上がり、息子の疑惑を晴らすため、たった一人で真犯人を追って走り出す。殺人事件の容疑者となった息子を救うため、真犯人を追う母親の姿を極限まで描く、ヒューマン・ミステリー。
1点!!仰々しいタイトルと、予告編で、母親が執念で犯人を追いつめていくみたいな話を期待していたら、肩すかしでした。この物語に出てくる母は、普通のどちらかといえば弱い母親で(だから怖いんですけど。)、主婦の緩い捜査劇が、重たいトーンで、ずっと続くので、辛かったです。ジンテが動いてくれるようになって、核心へと近づきますが、答えは、母が欲しかったものではなくて・・・。母は、最初からそれがわかってて、犯人を捜したのか?それとも、ただひたすら純粋な気持ちで探したのか?わからないですね。小さな村での殺人事件なので、酷い捜査態勢だったり、酷い弁護士だったり、酷い人しか出てこないのも、伏線だったのか、そうでないのか・・・色々考えてしまいました。「誰も信じるな。」がキーポイントですね。でも、私は、執念で犯人を追いつめる母親みたいなのを観たかったので、ただただ眠たかったです。2009年公開。
「サマーウォーズ」
高校2年の夏休み、天才的な数学力を持ちながらも内気な性格の小磯健二(声:神木隆之介)は、憧れの先輩、夏希(声:桜庭ななみ)にアルバイトを頼まれる。二人が辿りついた先は、長野にある彼女の田舎。そこにいたのは総勢27人の大家族。夏希の曾祖母・栄(声:富司純子)は、室町時代から続く戦国一家・陣内(じんのうち)家の当主であり、一族を束ねる大黒柱だ。 栄の誕生日を祝うために集った、個性豊かな「ご親戚」の面々。そこで健二は突然、夏希から「フィアンセのフリをして」と頼まれてしまう。栄のためにと強引に頼み込まれ、数日間の滞在をすることになった健二。賑やかな親戚の面々に気圧されながら、必死に「フィアンセ」の大役を果たそうと奮闘するのだった。そしてその夜、彼の携帯に謎の数字が連なったメールが届く。数学が得意な健二はその解読に夢中になるのだが・・・翌朝、世界は大きく一変していた。健二を騙る何者かが、世界を混乱に陥れていたのだ。 「私たち一家でカタをつけるよ!」 栄の号令のもと、健二と夏希、そして陣内家の面々が、一致団結して世界の危機に立ち向かう!
6点!!田舎の民家から人工衛星までって、SNSって、ハッキングって怖い、怖すぎる(ノД\lll) OZの世界は、子どもの頃に憧れていたSNSの世界そのものでしたけど、あそこまで広いと、やっぱり管理しきれないんじゃないかと思うので、今まで、トラブルが起こったことがないという設定に、無理があるかなぁと思いました。だって、国にとって、重要な人物のアカウントがそのまま、本人の職業とリンクしちゃうなんて、現実だったら、絶対許されないことで、設定出来ないはずなので。あと、健二が、大人数が苦手という設定だったのに、いつの間に、皆にお礼を言えるほど、気を許したのだろうかと、もう少し、陣内家に溶け込んでいく様を、描いて欲しかったです。ハッキング大事件までが、早送り過ぎて、感情が置いてけぼりでした。ハッキングが起こってからも、都市機能が麻痺してるって言ってるのに、県を跨いで、長距離移動してこれたり(さっき、来られないって言ったのに。)、なぜか電話会社の人のアカウントは一人も取れていないらしく、電話だけ通じるっていう不自然さ・・・。そこを目瞑れば、いきなりダイナミックな話になっていって、ゲーム好きは、大興奮間違いなしの、迫力ある大勝負、そして恋を得るというひと夏の体験としては申し分ない面白さでした。でも、パソコンに詳しくない人には、サッパリな話だと思うんですけど、これが大ヒットしてるということは(子供にもウケてるということは。)、ネットがもう出来て当たり前になったのかなぁと、何だか浦島太郎な切ない気持ちになりました。2009年公開。
「南極料理人」
堺雅人主演他。堺雅人が南極で料理人に!氷点下54℃、家族が待つ日本までの距離14,000km 究極の単身赴任!おいしいごはん、できました。西村(堺雅人)は、ドームふじ基地へ南極観測隊の料理人としてやってきた。限られた生活の中で、食事は別格の楽しみ。手間ひまかけて作った料理を食べて、みんなの顔がほころぶのを見る瞬間はたまらない。しかし、日本には妻と8歳の娘と生まれたばかりの息子が待っている。これから約1年半、14,000km彼方の家族を思う日々がはじまる。元南極観測隊員である作家・西村淳の実体験を綴ったエッセイを映画化したヒューマンドラマ。
5点!!予想していた飯テロ的な映画ではなく、おじさんたちがひたすら毎日をやり過ごすというシュールな映画でした。難しい観測実験の様子もなければ、美味しそうな食事シーンもない(少しある)・・・と感じてしまうのは、西村が何を作ってもオジサンたちが「美味しい」って発しないからでしょうね。料理担当という割り当てのみで海保から南極まで行かされて、1年間誰も「美味しい」って言ってくれないのは耐えられるのだろうか?(^^;)男性の言葉がなくともガツガツ食べれば伝わる的な感じで男性同士は通じ合えるのだろうか?と考えてしまいました。ステーキとラーメンはさすがに皆盛り上がっていたので、美味しそうでした。きたろうさんのラーメンがないと死ぬ感凄かったです。名脇役の方たちばかりでガッチリ固められているので、少し笑える程度、予想外のことは何も起きなくても、眠くならないのは流石。堺さんのお母さん、生瀬さんのお父さんコントとか、完全に笑わせにかかっていましたが、シュール。おじさんたちのビーチバレーとかシュール過ぎ。皆、食事以外のことでも色々精神的に限界きてるので、よほど、采配が上手い隊長じゃないと殺傷事件とか起きそうと思いました。起きても、しばらく迎え来ないし、警察いないし、下手すると完全犯罪になっちゃうし(爆)ウイルスがいないので、風邪引かないから暴飲暴食してもOKな部分はありますが、毎日和食一汁三菜が一番の贅沢だなぁと感じながら観ていました。2009年公開。
「縞模様のパジャマの少年」
エイサ・バターフィールド主演他。第二次世界大戦下のドイツで、ナチス将校の父の昇進により一家で殺風景な田舎に引っ越してきた8歳のブルーノ(エイサ・バターフィールド)。退屈なあまり、母から立ち入りを禁じられていた裏庭から奥の森へと探検に出たブルーノは、フェンスの向こう側に住む同い年のシュムール(ジャック・スキャロン)と出会う。彼との友情が、やがて自分の運命を大きく変えてしまうとは知らずに・・・。「リトル・ヴォイス」などの名匠マーク・ハーマン監督が贈る、ホロコーストを全く新しい視点で描いた衝撃作!観る者の心に深く沁み込む珠玉のヒューマン・ドラマが誕生しました。
9点!!ディズニー映画なので、親子で観る戦争映画として作られています。それでもブルーノと同じ8歳くらいだと前知識や説明なしには難しいかな。本作は完全にブルーノ目線で描かれていて、戦争は子どもに上手く説明できる筈がない悪行ですからね。エイサくんは「ヒューゴの不思議な発明」より前で、この頃から天才子役ぶりが際立っています。何ともやりきれないお話で、戦争をしている大人たちが悪いのか、見たくないものは見ようとしない大人が悪いのか、強制的に右向け右にした国が悪いのか。ホロコーストで人を殺すのと、前線に行って人を殺すのと何が違うのかとか色々考えさせられました(抵抗か無抵抗か以外に)。ドイツ軍側の苦しみや罪悪感も垣間見える形で描かれていて、そこに監督や原作者の「なぜ誰も反対しなかったのか?」と問いかけられているような気がしました。ズシーンと心が落ち込む作品ですが、1時間半と短い中でよく描かれている作品だと思います。2009年公開。
「レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで」
レオナルド・ディカプリオ、ケイト・ウィンスレット主演他。世界中の“ふたり”に捧げる、深く切ない<運命の愛>。1950年代半ば、アメリカ―。エイプリル(ケイト・ウィンスレット)とフランク・ウィーラー(レオナルド・ディカプリオ)夫妻は2人の可愛い子供に恵まれ、美しい家に暮らし、誰もが憧れる理想のカップルだった。ただ、外見の充足や周囲からの賞賛とは裏腹に、彼らは互いの心にある思いを潜ませていた。若き日に描いたヨーロッパで成功するフランクの野望、エイプリルが追いかけた女優への夢。それぞれの“輝かしい未来”“完全なる自己実現”の為、大きな賭けに出ることを決意する。やがて訪れる葛藤。大きな運命の渦の中で今ふたりの愛が試されようとしていた・・・。映画史に燦然と輝く永遠のカップル、レオナルド・ディカプリオ&ケイト・ウィンスレット、11年ぶりの待望の再競演!
9点!!ヤバイ映画を観てしまいました|ョ゚Д゚ll)) いわゆる鬱映画ってジャンルに分類されるやつです。これを「わかる。」と思ってしまった人は、もう何かが壊れているor壊れた経験がある人です。二人が再競演したと思ったら、皆が観たくなかったこっち系か~してやられた感があって良いですね。レオは緩やかに成長していますが、ケイトの「タイタニック」からの急成長ぶりは凄まじいです。どんどん深みのある女優になってるし、美しさも増してます。そして、そんな親友コンビだからこそ出来る、冒頭からラストまでの怒涛のなじり合い&怒鳴り合いが凄まじ過ぎます。大人の自己実現は難しい。パートナーが出来て、就職、結婚、妊娠、出産、子育てと、どんどん足枷になるものが増えていく中で、現状に満足して生きることが幸せなのか?先に挙げたライフイベントと同じように、何の保障もない未来のために、今ある幸せを捨ててトライすることが幸せなのか?失敗した時、すべての責任を一人で背負う覚悟はあるのか?色々なことががんじがらめになって動けない、完全に互いの存在が負に働いてしまっている夫婦の物語。ご近所さんの精神科帰りの息子が言った「パリでだって妊娠はする。」、その一言だと思います。何故、フランクはその一言をエイプリルを羽ばたかせてあげられなかったのか?エイプリルもフランクにそう再度説得を試みなかったのか?エイプリル目線で言えば、「もう何言ってもダメだし、どこに行ったとしても同じ苦境に立たされたら同じことになるんだ。」と絶望していたのだと思います。フランクが子ども過ぎてもうやってられないくらい(>_<)怒鳴ってDVをして、逃げたら逃げたで追ってくる、不安げな顔で相手の顔を伺うけど、もうキャパオーバーなので、すぐにまたオーバーヒートして相手にぶつける。エイプリルはそんなフランクを一緒に引き上げようと頑張ったけど、フランクの頑なな子どもっぽさに逆に引っ張られてしまう、あ、「タイタニック」」のラストと似てる(爆)自分が幸せじゃないと相手を幸せに出来ないとよく言いますが、二人とも幸せじゃなくて、足枷まである状態ならどうしたらいいんでしょうね。全然対岸の火事じゃない、すごーく耳に痛い作品でした。重たいけれど、特に何でもないよくある夫婦のお話だけれど、よく出来ていて、最後まで引きこまれるのでお勧めです。2009年公開。
「川の底からこんにちは」
満島ひかり主演他。上京して5年。仕事は5つ目。ダラダラと「妥協」した日々を送るOL佐和子(満島ひかり)に、ある日突然、父親が病に倒れ余命わずかだとの知らせが入る。ひとり娘の佐和子は水辺の町にある実家へ帰って“しじみ工場”の跡継ぎをすることを余儀なくされる。その工場で働くオバちゃんたちは皆くせ者ばかりで、工場は倒産寸前だった。追い込まれた佐和子はこれまでの「妥協」した人生に初めて立ち向かうことを決意する。心が変われば、人生も変わる。おもいっきり笑って、泣いて、元気になれる、最高の人生応援ムービー。
5点!!満島ひかりが10代と言ってもいいくらい若く、若い頃の満島ひかりはパワー押しだった気がします。佐和子にスイッチが入るまでが小さな笑いくらいしか起きないテンションの低さで、新井(遠藤雅)はめっちゃイライラする男だし、そこで寝ちゃう人はいるかもです。佐和子の振り切り方は、お父さんもびっくりの方向転換で、もし、自分の子だったら、心配で死ねないよなぁと同情してしまいました(^^;)一念発起するまでがウダウダと長いわりに、動き出したらあっという間に工場を軌道に乗せてしまうのも、ご都合主義過ぎて、まぁ、工場の話ではないので良いのかも知れませんが、現実離れしていて、少し冷めてしまいました。あと、猟師のおじさんの台詞(笑)きっと、昔の男性たちはこういう映画を観て「浮気してもダメでも偉そうにしてていいんだ。」って思っちゃったんだろうなぁと、かっこいい黄昏が、女性からしたらファンタジーの世界に生きている子どもにしか観えませんでした。でも、石井裕也監督らしい良さは満載の映画で、満島ひかりの魅力も生きていて、面白いは面白いので、機会があったらぜひという感じの作品です。2009年公開。
「ウルヴァリン: X-MEN ZERO」
ミュータントとして生まれたローガン(ヒュー・ジャックマン)は、少年時代、その能力が覚醒。以来、人としての幸せを捨て、幾多の戦争に身を投じて生きてきたが、ケイラという女性と出会い、生まれて初めて人間として生きる喜びを知る。だが、ある日突然彼女は殺されてしまう。深い絆で結ばれていたはずのローガンの兄ビクター(リーヴ・シュレイバー)の手によって・・・。兄を倒すため謎の巨大組織と取引したローガンは、最強の戦士となるべく、超金属アダマンチウムを全身の骨に移植する改造手術をうけ、<ウルヴァリン>という名の人間兵器に生まれ変わる。獣のような闘争本能と人間としての心の間で葛藤するローガンと、野獣と化した兄ビクターとの複雑な関係。巨大秘密組織が仕掛けた恐るべき陰謀と、ウルヴァリンの記憶を失わせた絶望的裏切り運命は、彼が愛する者たちを全て奪い、復讐のため永遠に戦い続ける肉体を与えた。―その男、ウルヴァリン。最も過激なヒーロー誕生の瞬間を見逃すな!
5点!!「X-MEN」シリーズ、今のところ全部爆睡の私ですが、これはマーベルっぽいというか、起承転結がしっかりしていて、(後々矛盾が生じるけど。)、デットプールまで出てきちゃうし、「ほう~。」と面白く観ることが出来ました(^^)「X-MEN」の最初に繋がるキャラクターたちも何人か登場していて、観ていて嬉しいような悲しいような・・・。ウルヴァリンのヒューは野獣モードですが、本作では紳士モードなヒューの穏やかな笑顔も観ることが出来て、やっぱり、本シリーズはヒューの代表作ではありますが、紳士モードの方が素敵だなぁと思いながら観てました。ウルヴァリンについて、思い入れが深くなるエピソードなので、観て良かったです。2009年公開。
「トランスフォーマー/リベンジ」
シャイア・ラブーフ主演他。トランスフォーマーの生命の根源である「キューブ」を巡り、オートボットたちの壮絶な死闘に巻き込まれた地球。あれから2年、ガールフレンドのミカエラ(ミーガン・フォックス)から遠く離れて大学生活を送るサム(シャイア・ラブーフ)。ある日、当時身に付けていた服に残っていたキューブの破片に触れたことから、奇妙な「サイン」が見えるようになる。それは、古代ピラミッドに秘められた、ある恐るべき暗号を示していた。一方その頃、全滅したと思っていたディセプティコンの生き残りが、無数の仲間を率いて世界各地に侵入を始める。これはまさに「リベンジ(復讐)」の様だった・・・。この夏、新たなるトランスフォーム<変身>は“リベンジ”から始まる!
7点!!前作よりCGも良くなっているし色鮮やかになって見通しのよい場所でのアクションも多くなり、かなり見やすくなったものの、それでもまだ誰と誰がどういう配置で戦っているのかわからないまま、戦いが終わってたという事態が発生する作品です。クライマックスのオプティマスのアクション、終わるまで気付かなかったから巻き戻しました(涙)あと、オプティマスとバンブルビー以外の最初のあと2人の存在感がなさ過ぎ。前作で良いキャラだったので、もっと活躍して欲しかったです。バンブルビーは甘えたり泣いたり可愛かったです。ハリウッド映画は舞台がアメリカじゃないともう見事なまでに民間人を犠牲にするし、世界遺跡でも何でもボロボロに壊すなぁ(^^;)SFバトルアクションものは苦手ですが、本作は人間もオートボットの軍人たちも全体的に皆陽気なので、何も考えずに楽しめるので好きです。ミーガン・フォックスは相変わらずキャミソールでドロドロになるようなアクションシーンをこなしまくっていて、無駄にイケイケ&セクシーなところが往年のヒーローものみたいで楽しいです。2009年公開。
「パッセンジャーズ」
アン・ハサウェイ主演他。飛行機事故は劇的な物語の序章に過ぎなかった。飛行機事故で、109名の搭乗者の内、奇跡的に生き残った5人の乗客。彼らを担当することになったセラピストのクレア(アン・ハサウェイ)。生存者の食い違う証言。彼らを尾行し監視する者たち。事故の真相に近づくたび、相次いで失踪する生存者。そして、クレアの日常に忍び寄る影―何故、飛行機事故は起きたのか?何故、5人だけが生き残ったのか?彼女だけが知らなかった驚愕の真相とは?アン・ハサウェイが新に挑む驚愕の真理サスペンス。
1点!!なんだこのオチ、全然心温まらないし。このオチならどんな話でも幾らでも作れちゃうから相当の感動が必要だけど、中盤までメロドラマだし(爆)あんなチョロいセラピストいないし、世の中のセラピストに失礼過ぎだし(爆)サスペンスということだったので、クレアの同僚が実はセラピスト?とか色々想像しながら我慢して観て損したし(>_<)こういう話は最初から最後までハラハラしたいし、最後は本当に驚愕したい。ので、簡単にストーリーに「驚愕」とか書かないで欲しいです。クレアの過去とか人となりも解からな過ぎて全然感情移入出来ませんでした。2009年公開。
「色即ぜねれいしょん」
渡辺大知主演他。“青春×旅×音楽”僕らの世界が少しずつ変わり始める。僕の名前は乾純(渡辺大知)。京都の仏教系男子校に通う高校一年生。ボブ・ディランに憧れてる僕は、ロックな生き方を目指しているけど、学校では文科系は肩身が狭いし、家では優しすぎる両親が心配してくれるし・・・。まるでロックとはほど遠い平凡で退屈な日々に悶々としていた、あの夏休みまでは・・・。「フリーセックスの島、行かへん?」友達のその一言から、“僕”の世界が少しずつ変わりはじめる。みうらじゅん×田口トモロヲのコンビ再び!ミラクルな豪華キャストで贈る、心熱くなる青春映画の新たな傑作。
4点!!黒猫チェルシーの渡辺くんに銀杏BOYZの峯田さん、くるりの岸田さん、さらにちょい役で安藤サクラまで出てるというサブカル大喜びな映画です。渡辺くんが撮影時17歳くらいだったのですが幼くて、演技もアーティストとかが出てるので、ぎこちなさがあり、「中学生日記」を観ているようでした。キャッチコピーの「モヤモヤするほど、ドキドキ」には今3歩足りず。今の渡辺くんは下手ウマな歌(失礼)でダサかわなところも好きですが、この純役というのもあるけど、DT感スゴ過ぎてちょっと気持ち悪かったです(爆)冒頭の石橋杏奈ちゃんとの病院の件りは何だったんだろう?まさかの夢オチ。不吉過ぎるし。何かを知った気になるのと何かを知るのでは全然違う、何かを知ると先生の話すら自分にフィードバックできるのか、超ピュアだな!と、もう大人になり過ぎている自分に気付かされました(爆)もう少し人間関係を突っ込んで描いて欲しかったです。2009年公開。
「スター・トレック」
クリス・パイン主演他。なぜ、挑むのか。彼の父は自らを犠牲にして800名の乗員の命を救った惑星連邦軍戦艦の伝説のキャプテンだった。その話を亡き父の親友でUSSエンタープライズの現キャプテンを務めるハイクから聞かされた時に、カーク(クリス・パイン)もまた一士官候補生としてUSSエンタープライズで新たな可能性を求めて未知の宇宙へと旅立つことを決意する。遥かなる宇宙で彼を待ち受けていたのは、想像を絶する驚異の空間と、地球の未来をも脅かす未知なる存在だった。若きキャプテン、カークの未知なる敵、そして自らのとの闘いがここに始まる。宇宙、そこは最後のフロンティア。これは、新世界を探索し、新しい生命と文明を求めるUSSエンタープライズとそのクルーたちの運命のストーリーである。
2点!!なんという脅威の睡眠導入剤!!SFは苦手なので覚悟して観始めて「意外とわかりやすい?コメディータッチ?」と油断してたら途端に眠気に襲われて何度リトライしても寝てしまいました(5回くらい?)。そのたびに5W1Hの疑問が大量発生するものだから、理解出来ないことへの怒りが!!(爆)たぶん、SFに関しては脳の理解力が小学生低学年くらいなんだと思います(爆)カークパパのクライマックスが私的にもMAXで泣けるところでした。ストーリー整理すると「なるほど。」とそれなりに面白そうなのに、何で観るとダメなんだろう。キャラクターの考えが定まっておらず、行き当たりばったりな行動が多いからかな。あと、アントン・イェルチンを観て悲しくなってしまいました(;_;)これから面白くなるなら観ようかと検討しますが、どうなんでしょう?2009年公開。
「イングロリアス・バスターズ」
ブラッド・ピット主演他。悪名こそ、彼らの名誉。すべてはプレミアの夜、明らかになる。その昔・・・ナチス占領下のフランスで家族を虐殺された少女ショシャナ(メラニー・ロラン)は、ただひとり銃弾を逃れ生き延び、復讐を誓った。時を同じくして、その情け容赦ない手口から“バスターズ”と呼ばれ、恐れられた連合軍の特殊部隊に【極秘指令】が下された。任務はただひとつ、“ナチを殺る”こと。ある日、ナチス根絶のまたとないチャンスがやってくる。ヒトラーをはじめとするナチス高官が、パリの映画館で新作映画のプレミア上映会に集結するという情報が!ショシャナとバスターズは、それぞれ彼らを一網打尽にする作戦を計画する。しかし、これらのキナ臭い動きを察知したランダ大佐(クリストル・ヴァルツ)は、抜け目なく不穏分子の存在をつかんでいた。勝利するのはバスターズか、ショシャナか、はたまたナチか?運命のプレミアが幕を開けた!
5点!!ダニエル・ブリュール目当てで初めて観ました。思ってたより、グロくて、当時のピリピリした雰囲気が醸し出されていて、ただのエンタメだけじゃないところが面白かったです。でも、5幕くらいに分かれていて、いつものタランティーノ作品よりもだいぶテンポも展開も遅いし、登場人物もたくさん出る割に途中退場してしまったり、クライマックスに向けて盛り上がっていく感じがあまりないので、かなり眠たかったです。悪人大集合という感じで、ドイツ側もアメリカ側も良い人まで巻き込まれて殺されてしまうので、coolな映画には思えませんでした(>_<) 抜け目ないランダ大佐が最後だけ気を抜いていきなり敵を信じてしまうのもポカーンでした。ブラピはいつもと話し方が違くて、こういう演技も出来るんだ!って評価が上がりました。他のキャストも有名どころを揃えていて、テーマも面白いのに、それらを生かしきれてないのは残念でしたが、映画館の雰囲気とかそこでの展開とかは素敵でした。2009年公開。
「2012」
ジョン・キューザック主演他。2012年、マヤの予言通り、世界は終わる―。イエローストーン国立公園。子供たちとキャンプに訪れたジャクソン(ジョン・キューザック)は、謎の男チャーリーから“地球の滅亡”が訪れることを知らされる。さらにその事実を世間に隠している各国政府は、密かに巨大船を製造し限られた人間だけを脱出させる準備に着手しているという。初めは信じなかったジャクソンだったが、ロサンゼルスで史上最大規模の大地震が発生し・・・。そして、アメリカ全土へと拡大する、大地震、大津波、大噴火。別れた妻・ケイト(アマンダ・ピート)と二人の子供を守るため、ジャクソンは家族と共に巨大船がある地を目指す。しかし、彼ら一家を追うように、未曾有の大天災が次々と地球を呑み込んでいく。タイムリミットは15分―政府が造った船は4隻。全員は乗れない。あらゆる天変地異が、世界を襲う。大迫力&緊張の連続のディザスター映画。
8点!!2021年の今観ても凄い迫力の映像!!!オマージュがお遊びも満載で、観客がどんなスリルを求めているかわかって作っている感じが楽しかったです(^^) 天災に入るまでの専門話が長過ぎて寝ちゃいそうになったけど、ジャクソンたちが飛行機で脱出する辺りからすごい迫力!しかもこの段階の街並みの壊れ方は阪神大震災の映像と大差なくて、これはリアルなんだなぁと思うとより無力感がハンパなかったです。マヤ文明は数々の終末を予言していますが、予言するだけで対処とかはしない考え方なのかな?2020年も終末予言ありましたし(当たったと思っている)。キャラ設定が勧善懲悪ではなく、悪人的立ち位置の人も最後に大切な人を守る行動をしたり、主人公もなかなか自己中に突っ走った結果、巨大船を壊しそうになったりするけど、すべて家族を思う故の行動だし、完全な悪人はいないという世界を描きたかったのかな?被害者が目の前にいないと実感できない政治家や、近くの人を救うことで多くを見捨てた事実をチャラにしようとしている感じは嫌でしたけど。「私の席を譲るわ」的な人が誰一人出てこなかったのが、もう・・・(>_<) 「文明存続に必要なのは政治家より芸術品と科学者」とか今の政治家たちに聞かせてあげたい台詞や展開がいっぱいでした。船酔いするほどに画面いっぱいの大迫力映像を楽しんだ後に人々の行動を振り返りゾッとしたり、考えたりできる作品です。2009年公開。
「ヴィヨンの妻 ~桜桃とタンポポ~」
松たか子、浅野忠信主演他。愛など信じたら、すべてがきえてしまうと、男は恐れている。すべてを失った後に、残るのが愛だと、女は知っている。秀でた才能を持つ小説家の大谷(浅野忠信)と誠実で美しいその妻・佐知(松たか子)。大谷はその才能とは裏腹に、お酒を飲み歩き、借金を重ね、妻以外の女性とも深い関係になってしまう破滅的な生活を送っていた。ひょんなことから夫の借金を返すために飲み屋・椿屋で働き始めた佐知は、あっという間にお店の人気者になり、日に日に輝きを増していった。そんな佐知は、常連客の一人、大谷ファンの青年・岡田(妻夫木聡)や昔、佐知が振り向いてもらえなかった弁護士・辻(堤真一)から好意を寄せられるのだった。見違えるように美しくなっていく佐知に死ッとする大谷。そして大谷は、書くこと、そして生きることに苦悩し、愛人の秋子(広末涼子)と心中未遂を起こしてしまう。それを知った佐知は・・・。彼女は何故その男を愛したのか―。太宰治が描いた、ある夫婦をめぐる「愛」の物語。男の弱さを理解し、そのすべてを包み込む妻。そのすがすがしく逞しい生き方が静かに心を打つ傑作の誕生。
7点!!原作未読です。太宰投影作品の中でも本作の大谷は女性に愛されるダメンズ。女性の弱さや末恐ろしさを受け入れることのできる男性というのは、ダメンズでもモテるものです。でもまぁ、佐知の周りの男3人が見事にダメンズ揃いで(苦笑)、大谷より逃げちゃう岡田と最低な辻に腹が立ってしまいました。大谷は破天荒だけど、人の道を外れることとか生死を恐れていて、佐知は人の道を外れてもガチで悪いと思ってなくて開き直れる人なので、夫婦バランス的には大谷より佐知の方が圧倒的に上。女性の底の深い恐ろしさを垣間見た気がします(^^;) 髄所で追い詰められた佐知の顔が歪むのと、クライマックスでの泣きの松の演技が圧巻で、あらためて凄い女優さんだなと引き込まれました。昔の街並みや自殺しようとしてるけど、見上げると森と差し込む光が綺麗なのとか情緒ある描写が素敵で、映画観た~という満足感が得られる作品です。2009年公開。